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柳家三三・桂吉弥 ふたり会 [落語]

横浜にぎわい座・六月興行「柳家三三・桂吉弥 ふたり会
2008年6月10日(火)19:00 横浜にぎわい座
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開口一番 子ほめ 三遊亭歌ぶと
千早振る 桂吉弥
小間物屋政談 柳家三三

中入り
釜どろ 柳家三三
崇徳院 桂吉弥

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1階席お列6番
友人のお陰でとっても良い席で聴く事が出来ました。(ありがとうございます。)
完売御礼で、追加席だしてのに前の席が2席空いていた。
お陰で見やすかったけれど。
今回、初聴きばかり!それなのに聴いてから何日経っているんだ(いつも反省しているのに。。。)

にぎわい座の前を随分昔に通った時、この建物は何なんだろうと思って行っていて、
遂に入館するととが出来た!
入ってみると、古典芸能をする為に作られた建物って感じが。
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“笑門福来”とっても良い言葉だわぁ~(私の場合は、笑いすぎ厳禁だけれど。)
負の感情は体蝕むしね。

三遊亭歌ぶとさん、三遊亭歌武蔵(近々聴きに行く予定。)さんのお弟子さん。
枕で「かぶと何ですが、良くうたぶとさんと言われるんです。」と確かに文字だけを見たらそう思うかも。
ご隠居さんのところへ行くと「ただの酒」が呑めると聞いて現われる八五郎。
本当は「ただの酒」ではなく、「灘の酒」なんだけれど、呑ませろと劇的に態度の悪い八五郎。
呑みたいならせめて、世辞くらいは言えと。
で、世辞の仕方の説明を受ける。
世辞って人に説明してもらうもんだっけ???

吉弥さん、黒の羽織に茶色の着物(ルイヴィトンとモノグラムっぽい柄)
今回も枕は「ちりとてバブル」さて、いつまで言い続けるのかな?(笑)
娘から百人一首の意味を教えてと言われてと言われ困った八五郎は、先生のお家に行き夜逃げをしなくちゃならないと(答えられないから)
で!意味を教えていく先生だけれど、百人一首私分からないけどどう聴いたって、そりゃ~無理あるっしょ!と言う説明をしだす。
太夫が乞食になって、名前が「千早」なんて…
知ったかぶりはいけませんな(ハイ)

柳家三三さん、ず~っと“さんさん”さんだと思っていて、指摘されたのに中々“さんざ”さんと覚えられなかった。。。
7/10の中野ZEROの独演会行こうと思っていたのに体調不良で行けず。
次は行くぞ!
紺色の羽織にストライプ(茶・赤・青)の着物
枕は「横浜に出来た時に人が入るか心配で、真打になる月の(3月)頭に関内ホール(キャパ300)でやったら50人しか入らなくて、吉弥様様です。ずっと着いて行きます。」
行商に向かっている道中小四郎は、人の声が聞こえて近寄ってみると物取りにやられた江戸の大店のご主人。
助けて着替えやらお財布やらを渡して、宿に泊まらすもあえなく死去。
お財布に小四郎の名前が書いてあったので、お家に連絡をし長屋の大家さん等が遺体を確認するも夜のお寺で怖いしろくろく顔を確認せず。
未亡人になった女房を一人にさせちゃかわいそうだと小四郎の従兄弟と再婚をさせ、小間物屋を開かせ3ヶ月の月日が経った時に、小四郎が行商から帰ってきてあらびっくり!
大岡裁きで、可愛そうな小四郎は大店の未亡人(しかも若い)と再婚決定!
大岡裁きの時に、「ここで終わったら怒るでしょ」と(えぇ~怒ります。)
結局は、よかったよかったで。
この噺長い。どれくらい話をしたんだろう?(途中疲れてきた。。。)

中入り後、再び三三さん、紫の紋付とストライプの着物
枕は「協会の議題に前座の高齢化があるんです。私は中卒で入門したかったけど、ダメで高校を卒業し18歳で入門した時に同期で28歳がいたのがびっくりしたけれど、最近は社会経験をし30歳でとかいますし、国立大卒の人もいますし(吉弥さん)、そのうち定年した方とかが入門するんじゃないですかねぇ~」
石川五右衛門の弟子の弟子の手下が、先代の評判が悪いので親分の供養にと釜を盗む。
困ったのは豆腐屋さん(噺の中で“千早振る”の吉弥さんの噺に引っ掛けるるの乞食女登場。)
盗まれて困るので釜の中に待機するおじいさん。
でも、お酒呑んだりでぐっすりと。。。
釜は盗まれ途中で気が付き、手下から見れば釜の中から声が聞こえる。
今も昔も自分の身は自分で守らないとだけれど、いや~難しいですな身を守るって。

吉弥さん、枕は「お目当ての三三さんが終わりまして…二人で褒めあいですよね。」
商家の若旦那が病で倒れ医師に診てもらうも治らず、昔なじみの熊五郎に若旦那にどうしたのかを聞いてもらうと「恋の病」
それを知った旦那は、一目惚れの相手をを医師から「5日持たない」と言われたので探せと。
キーワードは「歌の句 石川の~(本当は瀬をはやみ~)」(同然知らない私は、終演後友人に聞き三三の噺を引っ掛けていた事を知る。)
(大坂広いんですよ!見つかるわけ無いじゃんと内心呟きつつ)歌を歌いつつ右往左往人の集まるところに行く熊五郎。
歌っていて良かったねぇ~床屋でこれまた恋の病で寝込んでしまった、お嬢様の旦那に探せて言われていた男発見。
めでたし・めでたしだと思って聴いて後で調べてみたら(毎回調べて見てみる。忘れるけど)
上の句瀬をはやみ~の下の句にかけての落ちなのね。
床屋の鏡を割ったて言ってたかな???

三三さんも吉弥さんも互いの噺を引っ掛けて噺をその場で替えてくる。
互いの噺を聞きながら、アレンジしちゃおうって短時間で考えちゃうんだな。
いや~深い。


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