愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも [ミュージカル]
『愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも』
2008年12月1日(土/プレビュー公演)~2008年12月22日(月)@新宿コマ劇場
他20公演
【ものがたり】公式HPより
昭和14年、当時の宝塚歌劇のトップスターは嶺野白雪ことリュータン。
そして彼女に憧れるトモとベニ、生き場所を求めるタッチーが入団してくる、将来への不安と孤独、そして恋愛や舞台人としての苦悩。
それぞれの悩みを抱えながらも、互いに支え合い、懸命に生きようとする。
戦争の影が迫り、宝塚大劇場が閉鎖され、満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
時代の流れに翻弄されながらも、自らの生き方を見つけ、自分なりの力で戦おうとする彼女たちを待ち受けている運命とは・・・・・・。
出演者
紫吹 淳 嶺野 白雪
(Wキャスト:湖月わたる)
彩輝 なお 橘 伊吹
(Wキャスト:貴城 けい)
大島 れい 星風 鈴子
(Wキャスト:星奈 優里)
紫城 るい 紅花ほのか
(Wキャスト:映美くらら)
本間 憲一 速水 悠介
石井 一孝 影山 航
佐藤アツヒロ オサム
2008年12月13日(土)11:00 6列33番
コマ劇場は12月末日を持って、残念な事に52年間の歴史が終わってしまう。
そんな中、佐藤アツヒロさんが出演されるし、コマ劇場最後の公演だし観てみようかなぁ~で観劇。
あっくんがきっかけだったけれど、えぇ~いてもいなくても良い役だったし、あのメンバーの中で歌のソロパートは厳しいよな。。。
レビューから始まり、ラインダンスの美しさや、小さいけれど大階段(小階段?)からリュータンが白い羽をつけて降りてくる姿を観ていて、宝塚の本公演を観ている気分になる。(地方公演1回のみを観劇。)
これまた本当にかっこ良く美しくて、宝塚の本公演に絶対に行こうって一瞬で思ってしまった。
戦時中の話なんだぁ~を一瞬だけ忘れそうになるも、派手やかなシーンから一転にして、上演中に検閲が入り芝居が止められたり、戦時中は宝塚は不要と劇場は廃止になり、ジェンヌ達は戦地に慰問回りになったりで、戦争色が濃くなってくるもあまりにもレビューが美しかったので、もう少しレビューを観ていたかった。
戦争だからって、すべてを戦争に注ぎ込むようじゃ勝てないよね。
座っていた席の前の方が、紫吹さんのファンの方で、紫吹さんの登場シーンは双眼鏡でロックオン。
そしてファンの鏡のような声援のお陰で、ウインク・お手振り・投げキッス
まじに痺れました。お姉さま方ありがとうございます。
戦時中で、きらびやかな舞台に立てないにも関わらず、不安はあっても宝塚を愛し続けた彼女たち。
宝塚は凄き空間だと改めてめて感じるし、女性の底力を感じた。
ダンスも歌も格好良すぎて、ヤバいヅカファンになる。。。
来年東京宝塚劇場に行っちゃおうかなぁ~。行っちゃうなぁ~。
カーテンコールにて出演者全員のダンス。
ダンスが本当に美しくかっこ良く、正直言って男性陣より男役のヅカOGの方がより男らしいし何とも言えない輝きがあって惚れました。
大小の回り舞台の上にすべての出演者が立ち踊る。
観たものにしか分からない、本当に!本当に!シンプルだけれど美しいダンス。
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