HEDWIG AND THE ANGRY INCH [山本耕史]
2009年12月2日(水)~2009年12月6日(日)@Zepp Tokyo
2009年12月2日(水)19:00 1階4列23番
【ものがたり】公式HPより
1960年代に旧東ドイツに生まれた少年ハンセルは、自由の国アメリカに渡りロックスターになるのが夢だった。
彼は幼少時に母親からプラトンの魅惑的な「愛の起源」の物語を聞かされる。以来、彼は自分の“カタワレ”を見つけようと心に決める。ある日、彼は偶然一人のアメリカ兵と出逢う。アメリカ兵に見初められ、彼との結婚の道を選んだハンセルに待ち構えていたのは、アメリカへ渡るための“性転換手術”だった。しかし、手術を受けたハンセルの股間には手術ミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
その後、ヘドウィグを名乗り渡米を果すも離婚、ベビーシッターなどをして日々の糧を得つつロックバンドを組むも、なかなか成功への道が見えず生活に追われていた毎日だった。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。
最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。
果たして、自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を見つけることができるのか…?
出演者
山本 耕史 ヘドウィグ
ソムン・タク イツァーク
ANGRY INCH
前嶋 康明(キーボード)
中村 康彦(ギター)
浅井 泰生(ギター)
渡辺 大(ベース)
加藤 直史(ドラム)
作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
上演台本・演出:鈴木 勝秀
4列目だと思って、会場内に入ってみると、実質は2列目のど真ん中!
ちょ~テンションが上がってしまった♪
昨年とは衣装が異なり、今年は、沢山ワッペンや缶バッチのついたGジャンを羽織り、過去3回の中で一番可愛らしい衣装。
そして、サングラスをかけて登場!!
去年観た時は、物凄く、山本耕史が演じる、ヘドウィグに負けたな。って感じがあったんだけど、今年は敗北感と言うよりは、自分の人生を語るヘドウィグを見ていて、とっても悲しかったし、愛おしかった。
同じ作品を見ていて、こんなににも受け止め方が変わるとは思わなかった。
前回の感想とツアーファイナルの感想。
これは過去3回とも感じた事だけど、人は見た目じゃなくて、中身なんだって、ヘドウィグを見ていると物凄く感じる。
トニーと言うカタワレを見つけたのに、全てを受け止めて貰えなかったヘドウィグだけど、そりゃ~17.8歳の子供に受け入れろって言うのは無理な話だけど、“WICKED LITTLE TOWN”を歌うトニーを観ていて、私は時間は経ったけれど、トニーは、ヘドウィグを受け入れたって感じたんだけど、どうなんでしょう?
前の席って事で、クマグミとデスマスクを狙っていたんだけど獲得ならず(T^T)
ただ、ウォーターシャワー(あってる?)パンクな洗礼は受けられたから、大満足♪
後、観られるのは千秋楽のみ。
次、私は何を感じ、受け止められるのかが楽しみ!!!
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