SSブログ

無伴奏ソナタ [キャラメルボックス]

演劇集団キャラメルボックス Greeting Theater『無伴奏ソナタ
東京公演:2014年9月26日(金)~2014年10月1日(水)@サンシャイン劇場
三重公演:2014年10月5日(日)@三重県文化会館 中ホール
名古屋公演:2014年10月8日(水)~2014年10月9日(木)@名鉄ホール
大阪公演:2014年10月11日(土)~2014年10月13日(月・祝)@森ノ宮ピロティホール
新潟公演:2014年10月25日(土)@りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
岐阜公演:2014年10月29日(水)@大垣市スイトピアセンター文化ホール
img249.jpg

CIMG9201.JPG
2014年9月27日(土)13:00 2階2列24番

CIMG9203.JPG
今回はツアー用?ミニサイズのみき丸

【ものがたり】ちらしより

すべての人間の職業が、幼児期のテストで決定される時代。
クリスチャン・ハロルドセンは生後6か月のテストでリズムと音感に優れた才能を示し、
2歳のテストで音楽の神童と認定された。
そして、両親と別れて、森の中の一軒家に移り住む。
そこで自分の音楽を作り、演奏すること。
それが彼に与えられた仕事だった。
彼は「メイカー」となったのだ。
メイカーは規制の音楽を聞くことも、他人と接することも、禁じられていた。
ところが、彼が30歳になったある日、見知らぬ男が森の中から現れた。
男はクリスチャンにレコーダーを差し出して、言った。
「これを聴いてくれ。バッハの音楽だ……」

出演者
クリスチャン  多田直人
カレン/デニス  大森美紀子
ジャニス/ブライアン  岡田さつき
オリビア/カール  岡内美喜子
ポール/キース/ブルース  畑中智行
ギルバード/ミック/ギレルモ  左東広之
リスナー/ジョー/アル  小多田直樹
リンダ/マイク  原田樹里
リチャード/ウォッチャー  石橋徹郎
(文学座)

原作:オースン・スコット・カード
無伴奏ソナタ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF カ 1-26)

無伴奏ソナタ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF カ 1-26)

  • 作者: オースン・スコット・カード
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: 文庫

翻訳:金子司
脚本・演出:成井豊

キャラメルボックスでは珍しく初演から2年半という最速の再演でキャストも同じ。

初演を観たときの思いを多くの人が持っている。
だから、今回の再演はとてつもなくハードルが高いものだろう。

国民が幸せになるための法律。
でも法律は万能ではない。
クリスチャンは音楽の天才。
法律に守られて生きてきた。
クリスチャンから溢れ出る音楽を法律の一言で奪って良いわけはない。
が、法律は彼から溢れ出した音楽を止めることは出来なかった。
それは「シュガーの歌」が歌い続けられたから。

この作品から溢れ出す魂は喝采と共に物凄い力は薄れることは全くなかった。

本当に多くの人に観てもらいたい。
でも、多くの場所で上演はするけれど、東京公演前回と同じく短すぎて土日1回ずつしかないし、
誘うの難しい。物凄いジレンマ。
言葉で表すのは難しいけれど、この作品から溢れだす「力」観るしか絶対に伝わらない。

再演は今後もあるかも知れない。
でも、多分、このキャストで観られるのはこれが最後だろう。
この作品に出会えたことに感謝。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。