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十月大歌舞伎 十七世中村勘三郎 十八世中村勘三郎 追善 昼の部 [歌舞伎]

十月大歌舞伎 十七世中村勘三郎 二十七回忌 十八世中村勘三郎 三回忌 追善 昼の部
2014年10月1日(水)~2014年10月25日(土)@歌舞伎座
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2014年10月25日(土)11:00 3階1列33番

「新版歌祭文 野崎村」
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【ものがたり】公式HPより

野崎村にある久作の家では、娘のお光が、かねてから慕っている久作の養子の久松といよいよ祝言をあげることになりました。嬉しさを隠しきれないお光ですが、そこへ現れたのは、久松の奉公先の油屋のひとり娘お染でした。かつて恋仲だった二人が、久作が暗に引き留めるのも聞かず、心中を覚悟していることを知ったお光は、自分は身を引き、髪を下ろして尼になる決意をします。迎えに来た油屋の後家お常の配慮で、お染は舟、久松は駕籠と別々に去っていく姿を、涙ながらに見送るお光は…。

出演者
お光  七之助
久松  扇 雀
お染  児太郎
久作妻おさよ  歌女之丞
久作  彌十郎
後家お常  秀太郎

この作品は何度観ても胸が締め付けられるほど、悲しくなる。
お光の選択はあの場合ならベストなのかもしれないけど、でも悲しい。

「上 近江のお兼」
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【ものがたり】

琵琶湖のほとりに暮らすお兼は力自慢で評判の娘。晒しを入れた盥を抱えて現れると、暴れ馬を難なく手なずけ、相撲の振りを見せたりします。

出演者
近江のお兼  扇 雀

馬を演じた役者さんのアクロバティックな演技がすごかった。
が、扇雀さんの晒しを使った舞踊が凄くて、かなりパワフルな舞踊で思わず凄い!と声が出てしまった。

「下 三社祭」
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【ものがたり】

宮戸川(隅田川)のほとりでは、二人の漁師が川で網を打っています。浅草寺にゆかりの深い縁起などを軽妙な踊りで見せた後、悪玉と善玉が二人に取りつき、悪尽くし、善尽くしの物語を次々に踊ります。

出演者
悪玉  橋之助
善玉  獅 童

善玉と悪玉の違いが私にはあんまり分からなかった。
どの舞踊が善玉でどの舞踊が悪玉だったのかしら?

「伊勢音頭恋寝刃」
油屋店先
同 奥庭
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【ものがたり】

伊勢の御師(下級神官)の福岡貢は、かつての主筋にあたる今田万次郎から、紛失したお家の重宝青江下坂の名刀探索の命を受け、見事取り戻します。万次郎に刀を渡そうと貢は、伊勢古市の廓、油屋を訪れますが、行き違いになってしまい、その場に残った貢は止むなく刀を料理人の喜助に預けます。この油屋には貢と恋仲の遊女お紺や、貢に想いを寄せているお鹿もいますが、お紺は、訳あって満座で貢に偽りの愛想づかしをします。さらに意地悪な仲居の万野にまで罵倒され、怒りのあまり貢がとった行動は…。

出演者
福岡貢  勘九郎
油屋お紺  七之助
今田万次郎  梅 玉
油屋お鹿  橋之助
油屋お岸  児太郎
仲居千野  小山三
藍玉屋北六実は岩次  桂 三
徳島岩次実は北六  秀 調
仲居万野  玉三郎
料理人喜助  仁左衛門

綺麗な玉三郎さん観たかったのに腹黒いおばさんだったのが残念。
七之助さん演じるお紺の美しい強さが本当に綺麗でうっとりしてしまった。
芝のぶさんは、音頭を踊る女役でご出演。
たくさん踊る役者さんが出ていたので、必死に探した。
私の席からは少し見づらかったけど、本当に一瞬の出演だったのが残念。


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