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十二月大歌舞伎 夜の部 [歌舞伎]

十二月大歌舞伎 夜の部
2014年12月2日(火)~2014年12月26日(金)@歌舞伎座
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CIMG9351.JPG
2014年12月22日(月)16:30 3階8列10番

前売り発売前に芝のぶさんが何に出演されるか分からないので、昼夜演目を見て観たい方チケット購入して、
予想が外れたら幕見等する感じなんだけど、最近予想当たっていたのに今回は外れた。
いつもは3階A席で観るんだけど、西側しか残っていなくて、
月曜日なのになんだよーと3階B席あればな!と思って見てみたら残っていた。
3階A席の東西席見切れるのに6000円払う気になれない。
昼の部にご出演は中日辺りで知ったけど、『新春浅草歌舞伎』出演分かったから、
今月は芝のぶさんご出演作品は観るのを諦めた。
が、観終わった後芝のぶさん繋がりの方から児太郎さんが二幕目「小野春道館の場」で演じる錦の前が奇病で髪の毛が逆立つ場面があって、その逆立てるための黒衣でご出演されているらしいと聞かされた。
はい!全く気が付いていませんでした(+_+)

チケット購入する時に「通し狂言 鳴神不動北山櫻」の方が観たかったのよね。
通しで観る方が面白いしね。

「仮名手本忠臣蔵」以外で口上人形初めて観た。
忠臣蔵専属だと思っていたら違うんだね。

「通し狂言 雷神不動北山櫻」
序 幕 第一場 神泉苑の場
     第二場 大内の場
  二幕目     小野春道館の場
  三幕目 第一場 木の島明神境内の場
        第二場 北山岩屋の場
  大 詰 第一場 大内塀外の場
       第二場 朱雀門王子最期の場
       第三場 不動明王降臨の場

【ものがたり】公式HPより

時は平安時代のはじめ。帝には早雲王子という後継者がいましたが、陰陽の博士安倍清行は、王子が帝位につくと天下は乱れると予言します。そこで帝は高僧鳴神上人に、妃が身ごもった女子を男子に変える「変成男子」(へんじょうなんし)の行法を命じ、見事、世継ぎの男子が誕生します。帝になる望みを絶たれた王子は、まず手始めに鳴神上人を都から追放。この企みによって朝廷に恨みを抱いた鳴神上人は、自らの行法で京都北山の滝壺に龍神を封じ込めてしまい、以来、都では日照りが続き、人々は旱魃(かんばつ)に苦しみます。そこで朝廷は、清行の高弟で宮中一の美女とうたわれている雲の絶間姫を上人のもとに遣わせます。絶間姫は、雨を降らせるために龍神を飛び去らせる方法を思案します…。
 一方、粂寺弾正は、小野春道の館を訪れ、主人文屋豊秀の輿入れが延期されている春道の息女錦の前の奇病の解決に乗り出しますが…。

出演者
鳴神上人  
粂寺弾正  
早雲王子  海老蔵
安倍清行  
不動明王  
 
文屋豊秀  愛之助
小原万兵衛実は石原瀬平  獅 童
小野春道  市川右近
白雲坊  亀三郎
黒雲坊  亀 寿
小野春風  松 也
秦秀太郎  尾上右近
錦の前  児太郎
八剣数馬/こんがら童子  道 行
腰元巻絹  笑三郎
八剣玄蕃/せいたか童子  市 蔵
関白基経  門之助
秦民部  右之助
雲の絶間姫  玉三郎


序 幕  第一場 神泉苑の場
      第二場 大内の場

最初はきらびやかで綺麗だなぁ~と思っていたし、後半へのふせんがところところにあったので、観ていたんだけど、段々単調で意識を失った。
なので、鳴神上人が早雲王子にどうやって都を追放されたのか見損ねた。
高僧な鳴神上人が何で龍神を閉じ込めて雨を降らせないくらい怒ったのか分からないので意識を失ったことを後悔する。

二幕目  小野春道館の場
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単独でも上演される「毛抜」
弾正が茶目っ気たっぷりだけど、早雲王子に通じている玄蕃を倒す勧善懲悪なので、
観ていてとっても勧善懲悪好きな私としては楽しかった。
万兵衛に渡した閻魔様への手紙面白過ぎ。
こういう遊び心楽しい。

三幕目  第一場 木の島明神境内の場
       第二場 北山岩屋の場
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こちらも単独上演される「鳴神」
多分観たことあるような気がする。
やっぱり観ていた!しかも去年名古屋で…
何という記憶力の悪さ(・_・;)
どんなに精進を重ね高僧になったとしてもやっぱり人間なのねぇ~。
何だか気の毒のような気持にはなるが、人間とはやはり弱いものだと改めて思う。
最近、玉三郎さんが出演される作品何故かオバチャンなお役率が高かったので、絶間姫の美しさに大満足。
やっぱり綺麗を観るのは目の保養。

大 詰  第一場 大内塀外の場
      第二場 朱雀門王子最期の場
      第三場 不動明王降臨の場
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第二場「朱雀門王子最期の場」3階席だと一部のシーンで、早雲王子の体しか見えない。
もう少し朱雀門が低ければとは思ったけど、ま!安い席だから仕方がないかな。

第三場「不動明王降臨の場」
成田屋さんゆかりの成田山の不動明王を現していると聞くと荘厳な感じが単純な私は思えてしまう。
上演も通し狂言でないとなかなか観られないそうなので、序幕は残念だったけど、
通し狂言として、「鳴神不動北山櫻」観られて良かった。

5役を演じた海老蔵さん好き嫌いは置いておいて、とっても華のある役者さんだなって改めて思った。
私は役者ではないので分からないけど、演ずることは努力を重ねれば上手くなったり、魅せることも出来る様になるんだろうが、与えられる役ももちろんあるとは思うけれど、華と言うのは努力ではどうにもならない部分でもあると思うので…


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