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阿弖流為 [歌舞伎]

松竹創業120周年 歌舞伎NEXT『阿弖流為
2015年7月5日(日)~2015年7月27日(月)@新橋演舞場
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2015年7月25日(土) 16:30 3階5列37番

【ものがたり】公式HPより

 古き時代、日の国――。大和朝廷は帝による国家統一のため、帝人(みかどびと)軍を北の地に送り、そこに住むまつとわぬ民、蝦夷(えみし)に戦を仕掛けていた。その頃、都では、蝦夷の“立烏帽子(たてえぼし)党”と名のる盗賊一味が人々を襲っていた。それを止める一人の踊り女。彼女こそ立烏帽子。女だてらの立烏帽子党の頭目だった。町を襲う盗賊が自分たちの名を騙る偽者であること暴くため変装していたのだ。そこに都の若き役人、坂上田村麻呂もかけつける。さらに“北の狼”と名のる男も現れ、偽立烏帽子党を捕える。この事件をきっかけに北の狼と田村麻呂は、互いに相手に一目置くようになる。だが、北の狼と立烏帽子は、蝦夷が信じる荒覇吐(あらはばき)神の怒りを買い、故郷を追放された男女だった。
 北の狼の本当の名前は、阿弖流為(アテルイ)。故郷を守り帝人軍と戦うため、立烏帽子と二人、蝦夷の里に戻ることにする。荒覇吐神の怒りをおさめた阿弖流為は、蝦夷の兵を率い、帝人軍と戦う。彼の帰還を快く思わぬ蝦夷の男、蛮甲の裏切りにあいながらも、胆沢の砦を取り戻した彼は、いつしか蝦夷の新しい長として一族を率いていく。
 一方、田村麻呂も、帝の巫女である姉、御霊御前(みたまごぜん)や右大臣藤原稀継(ふじわらのまれつぐ)らの推挙により、蝦夷大将軍として、蝦夷との戦いに赴くことになってしまう。阿弖流為と田村麻呂、互いに認め合う二人の英傑が、抗えぬ運命によって、雌雄を決する時が来ようとしていた。

出演者
阿弖流為  市川 染五郎
坂上田村麻呂利仁  中村 勘九郎
立烏帽子/鈴鹿  中村 七之助
阿毛斗  坂東 新 悟
飛連通  大谷 廣太郎
翔連通  中村 鶴 松
佐渡馬黒縄  市村 橘太郎
無碍随鏡  澤村 宗之助
蛮甲 片岡 亀 蔵
御霊御前  市村 萬次郎
藤原稀継  坂東 彌十郎

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

新感線版を観たことがないので、今回初めて観た。
新感線らしい勧善懲悪が気持ちが良い。
行く年の月日が経っても戦いをする人間って本当に愚かだ。と思う。
戦いの先には幸せはない。
染五郎演じる阿弖流為と勘九郎演じる坂上田村麻呂両名共本当に良き漢。
今回とっても素敵だな~と思ったのが、萬次郎さん演じる御霊御前。
普段何回も拝見しているけど、華やかな役を観たことがないので、弟までも売り飛ばし地位や立場を維持しようとする役で、私的にはびっくりする配役だった。意外性を含めて見ていてワクワクした。
亀蔵さん演じる蛮甲。安定の面白さ何だけど、デフォルトが強い分妻が熊と言うのは笑い通り越して失笑レベル。
そんな感じの役なので、最後の素敵さレベルが半端なかった。

最後のシーンで、入場時渡されたリストバンドが自動的に光り出して、蝦夷の地の星空を客席を使って演出した。
舞台上から観たら綺麗だろうな!
このリストバンドどういう仕組みになっているのだろう?
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新橋演舞場3階席花道が見えない。
今回両花道で、花道での芝居もかなりあったのでモニターでしか観られなかったのは残念だった。
観たい気持ちはみんな一緒。
前のめりで観ている人が多くて本当に不愉快だった。
前の席の人申し訳ないけど、何度も止めて欲しいので肩を引っ張ったけど、最後まで前のめり止めてくれなかった。
みんなが気持ち良く観劇出来るようにみんなが少しずつ注意しないとダメだね。


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