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秀山祭九月大歌舞伎 通し狂言 伽羅先代萩 [歌舞伎]

松竹創業120周年『秀山祭九月大歌舞伎  通し狂言 伽羅先代萩
2015年9月2日(水)~2015年9月26日(土)@歌舞伎座
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2015年9月19日(土)16:30 3階5列29番

【ものがたり】公式HPより
〈花水橋〉

 奥州の大名足利頼兼は廓通いの帰りがけ、鎌倉花水橋でお家乗っ取りを企む悪人たちに襲われますが、力士の絹川谷蔵によって救われます。

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出演者          
足利頼兼  梅 玉
絹川谷蔵  又五郎

〈竹の間〉
 

遊興に耽った頼兼は隠居を命じられ、足利家は頼兼の子の鶴千代が相続することになりましたが、仁木弾正を始めとする悪臣たちは、鶴千代暗殺を画策します。鶴千代の乳人政岡は、我が子の千松と共に御殿にこもり、若君を懸命に守っています。そこへ弾正の妹八汐をはじめ、沖の井らが現れ、八汐は政岡を追い落とそうとしますが、その企みは失敗します。

出演者         
乳人政岡  玉三郎
沖の井  菊之助
鳶の嘉藤太  吉之助
小槙  児太郎
八汐  歌 六

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〈御殿〉

 政岡は鶴千代と千松のために自ら御膳の用意をします。そこへ現れたのは管領山名宗全の妻栄御前。栄御前は鶴千代への見舞いと称し、毒入りの菓子を鶴千代に勧めますが、そのとき、千松が飛び出して菓子を口にします。そこで八汐は、悪事が露見しないよう千松を懐刀で殺しますが、涙ひとつみせない政岡の様子から、若君と千松を取り替えたと勘違いした栄御前は、政岡に足利家横領を企む一味の連判状を渡します。その後、ひとりその場に残り、千松の死を嘆き悲しむ政岡に八汐が刃を向けますが、逆に政岡は我が子の仇を討ち取ります。しかしそこへ一匹の鼠が現れ、連判状を奪い去ってしまうのでした。


出演者
乳人政岡  玉三郎
沖の井  菊之助
小槙  児太郎
栄御前  吉 弥
八汐  歌 六


〈床下〉
 

御殿の床下で鶴千代を守る荒獅子男之助は、鼠を捕らえようとしますが、実はこの鼠は仁木弾正が妖術で姿を変えたもので、弾正は中空へと姿を消すのでした。


出演者
仁木弾正  吉右衛門
荒獅子男之助  松 緑


〈対決〉

 足利家のお家騒動は、幕府の問注所で裁かれることとなり、仁木弾正ら悪臣たちと、渡辺外記左衛門ら忠臣たちが管領山名宗全の前に集います。しかし弾正方に味方している宗全は、弾正たちに有利な評決を下します。そこへ管領細川勝元が駆け付け、弾正たちの企みを暴き、見事にやり込めると、外記左衛門たちを勝訴に導きます。

〈刃傷〉

 追い込まれた弾正は外記左衛門に斬りかかりますが、死闘の末、外記左衛門が弾正の止めを刺します。勝元は、傷ついた外記左衛門に、鶴千代の家督相続を許した幕府からの書面を与えて、褒め称えるのでした。

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出演者
仁木弾正  吉右衛門
細川勝元  染五郎
渡辺民部  歌 昇
山中鹿之介  種之助
大江鬼貫  由次郎
山名宗全  友右衛門
渡辺外記左衛   歌 六

チケットを取るとき昼の部取るか夜の部取るか悩んだ。
「通し狂言 伽羅先代萩」初めて観たのが芝翫さん演じる政岡だった。
胸を締め付けられる思いで観たので政岡を他の役者で観る気になれなかった。
通しでないときなどに観てはいるんだけど。
悩んだ結果「伽羅先代萩」観ることにした。
時が経過したためなのか何なのか分からないけど、感じ方が違ったような気がした。
政岡の主である鶴千代を大切に敬う気持ちと我が子である千松を主のために生きよと育てている思いとかよりも幼いながらも大名家の主としての自覚で生きている鶴千代と幼いながらも侍として主を守った千松。
清らかに生きている幼子を見ていて大人の薄汚さを感じた。
悩みはしたが通しで久々に観られて良かったかも。

芝のぶさんは腰元で出演。
腰元頭?
長刀を振るうところなどなかなか素敵だった。
後ろ姿でも分かるのね。


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