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壽初春大歌舞伎 [歌舞伎]

壽初春大歌舞伎
2016年1月2日(土)~2016年1月26日(火)@歌舞伎座
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昼の部 2016年1月23日(土) 3階5列47番
夜の部 2016年1月23日(土) 幕見整理番号12番

久々に最初から最後まで力尽きてしまった。
終演後わざわざ隣の席だったおじいさんに言われた。
事実だけど、感じが悪すぎて嫌な気持ちになった。

「郭三番叟」
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【ものがたり】HPより

吉原の座敷。傾城、新造、太鼓持がそろい、傾城を翁、新造を千歳、太鼓持を三番叟に見立て、艶やかに華やかに踊ります。

出演者
傾城千歳太夫  孝太郎
新造松ヶ枝  種之助
太鼓持藤中  染五郎

お正月は過ぎているけど、初春らしい豪華で年の始めらしい華やかな作品だった。

「義経千本桜 鳥居前」
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【ものがたり】

兄源頼朝との不和により謀反の疑いをかけられた義経は、やむなく都を追われ、武蔵坊弁慶ら、わずかな家来とともに伏見稲荷にたどり着きます。そこへ義経らの後を追って愛妾の静御前が現れますが、義経は静御前に都へ留まるように諭し、初音の鼓を自らの形見として預け、立ち去ります。残された静御前は、鎌倉方の追手に捕われそうになりますが、駆けつけた家臣佐藤忠信が救い出します。隠れてその様子を見ていた義経は、忠信に静御前の守護を命じ、西国へ落ち延びて行くのでした。

出演者
佐藤忠信実は源九郎狐  橋之助
源義経  門之助
静御前  児太郎
逸見藤太  松 江
武蔵坊弁慶  彌十郎


この作品はほぼ力尽きて覚えていない。

「梶原平三誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場」
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【ものがたり】

 梶原平三景時が、大庭景親ら平家方の武将が居並ぶ鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮に参詣するところ、青貝師六郎太夫と娘の梢が重宝の刀を売りに訪れます。刀の目利きを頼まれた景時は、名刀であると鑑定しますが、二人の人間を重ねて斬る「二つ胴」で斬れ味を試すことになります。ところが試し斬りに必要な死罪の囚人は一人しかおらず、娘のために金の工面をしたい六郎太夫が志願します。試し斬りを請け負った梶原は、一気に刀を振り下ろしますが…。

出演者
梶原平三景時  吉右衛門
梢  芝 雀
俣野五郎景久  歌 昇
奴菊平  種之助
山口十郎  由次郎
川島八平  桂 三
岡崎将監  宗之助
剣菱呑助  男女蔵
大庭三郎景親  又五郎
六郎太夫  歌 六

景時の登場が何か考えているけど、その何かが第三者には絶対に分からない。そんな不思議な感じがした。
良き刀と認めつつ我が物として手に入れたいとき刀を認めつつのやり方が知恵者だな。
吉右衛門さんの目の動かし方近くで見てみたい。 


新古演劇十種の内 「茨木」
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【ものがたり】

京の都、羅生門で鬼の片腕を斬り落とし、手柄をあげた渡辺源次綱は、鬼が腕を取り戻しに来るのに備えて、館で物忌みをしています。そこへ伯母の真柴が訪れ、久しぶりの面会を求めます。たっての願いに綱は断り切れずに中へ招き入れますが、鬼の片腕を見るやたちまち姿を変える真柴。実はその正体は伯母に化けた茨木童子で…。


出演者
伯母真柴実は茨木童子  玉三郎
士卒運藤  鴈治郎
士卒軍藤  門之助
太刀持音若  左 近
家臣宇源太  歌 昇
渡辺源次綱  松 緑

この作品観たいから昼の部にしたのに。
まさか最後まで睡魔との戦いに勝てないとは思わなかった。
義理人情に厚い人は分かるけど、それなりの立場になった育ての子にあそこまで嫌がらせしたら流石におかしいと思うんだけど、ま!それは物語なのでね。
最後の場面くらいちゃんと観たかった(泣)

玩辞楼十二曲の内「廓文章 吉田屋」
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【ものがたり】
大坂新町にある吉田屋に、編笠をかぶり紙衣姿の男が現れます。主人の喜左衛門が対面すると、放蕩の末に勘当されていた藤屋の若旦那伊左衛門であることに気付きます。恋人の夕霧太夫に逢いたい一心の伊左衛門は、喜左衛門夫婦の計らいにより座敷へ迎え入れられます。やがて夕霧が姿を見せますが、二人は痴話喧嘩を始める始末。ようやく仲直りをした二人のもとに、勘当が許されたとの知らせが届き…。


出演者
藤屋伊左衛門  鴈治郎
吉田屋喜左衛門  歌 六
阿波の大尽  寿 猿
おきさ  吉 弥
扇屋夕霧  玉三郎


昼の部終わって幕見並んだ。
整理番号12番だったので希望の席に座れた。
今日は夜の部は大丈夫だかな?と思ったけど、薬の影響かな?どう頑張っても睡魔との戦いになった。
今後、薬の調整様子を見て考えないと。

鴈治郎さんの伊左衛門育ちが良くて世間知らずではんなりしていている若旦那!って感じ。
玉三郎さんの夕霧は「茨木」の鬼女演じていた人と同じ人が演じているとは思えない。
伊左衛門が夕霧を身受けできたのほんわかした気持ちになれる。

芝のぶさんは中居お梅で出演。


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