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秀山祭九月大歌舞伎 夜の部 [歌舞伎]

秀山祭九月大歌舞伎 夜の部
2016年9月1日(木)~2016年9月25日(日)@歌舞伎座
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2016年9月10日(土)16:30 3階6列13番

『秀山祭』観るの止めようかな?と思い歌舞伎会チケット先行当日チケットを取らなかった。
一般発売まで考えて先行最終日に観に行くことを決めた。
昼も夜もそれぞれ観たい演目あったけど、両方観るのは難しいので夜の部のみ。

ずっとお世話になっているイヤホンガイド。
一度観たことがある作品や新作歌舞伎以外は基本借りている。
今回、借りなくても何となく大丈夫じゃないかと思い借りずに観劇をした。
あれば色々教えて貰えるけど、今回はなくても大丈夫だった。

「妹背山婦女庭訓 吉野川」
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【ものがたり】公式HPより

 紀伊国を領する大判事家と大和国を領する太宰家とは、吉野川をはさんで両岸に位置しています。それぞれの息子久我之助と息女雛鳥は、相思相愛の仲ですが、親の不仲ゆえ会うことがかないません。そのような中、蘇我入鹿から、大判事清澄は、久我之助を出仕させるよう、また太宰の未亡人定高は雛鳥を妾に差し出すよう、それが聞き入れられない時は首を打てと命じられ、それぞれ帰宅します。大判事と定高は、不和の仲ではありましたが、互いに我が子を犠牲にして相手の子供だけは助けようとの心づもりでいます。そして大判事と定高は、互いに申し合わせていた合図を偽って送りますが…。

出演者
大判事清澄  吉右衛門
久我之助  染五郎  
腰元桔梗  梅 枝
腰元小菊  萬太郎
雛鳥  菊之助
太宰後室定高  玉三郎

所々、記憶がない。
両花道利用している場面があると筋書きに書いてあった。
どのように利用するのか楽しみにしていたのに気が付いたら吉右衛門さんと玉三郎さん本舞台にいた。
記憶はなくとも悲しいお話だった。
吉野川を挟んで親同士は不仲。子供たちは相思相愛。
家のことなんて関係ない。と飛び出すことは出来ない時代かな?
子供たちは死を持って結婚を許された。
自害を美しいと思いたくない。でも、美しい思いのこもった死だった。
最後の演目でなく良かった。

菊之助さんのお姫様観るの久し振り。
最近、若殿を観る機会が多かった。

芝のぶさん、腰元松野
久しぶりにピンクが基調のお着物。
ピンクのお着物お似合い。

「眠駱駝物語 らくだ」
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【ものがたり】

 手斧目(ちょうなめ)の半次が、悪友のらくだと仇名される馬吉の家にやって来ると、らくだは河豚の毒で頓死していました。そこへ通りかかった紙屑買の久六を呼び止めた半次は、らくだの家財道具を売り払い弔いの金を用立てようとします。しかし久六は、この家には何もないと語るので、次に半次は、家主に通夜の酒と肴を供えさせようと久六に行かせますが、断られます。すると半次は、久六にらくだの遺体を担がせて家主を訪ねると、そこでらくだを抱きかかえて踊らせ、驚く家主に差し入れを了承させます。そして半次と久六は酒盛りを始めますが…。

出演者
紙屑買久六  染五郎        
手斧目半次  松 緑
駱駝の馬吉  亀 寿
半次妹おやす  米 吉
家主佐兵衛  歌 六
家主女房おいく  東 蔵

落語の演目を歌舞伎で演じる。
落語も是非噺を聴いてみたい。
嫌われ者が死んで、お金がないから葬式も出して上げられない。
今なら、死者にカンカン踊りさせたりなど色々ウルサいから書けないかもね。
松緑さんのスキッとした江戸っ子の役久しぶりにみられて気持ち良かった。
染五郎さん、「吉野川」の久我之助と「らくだ」の久六落差が激しすぎて一瞬ついて行けず。
米吉くん、可愛すぎ!

「元禄花見踊」
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【ものがたり】

 元禄の世。桜が満開の上野の山は、大勢の花見客で賑わっています。ここへ派手やかに着飾った人々が花見に訪れ、辺りは一層華やぎます。花見用に新調した華麗な着物を着て浮かれ気分で楽しんでいる皆々は、酒を飲み交わすうちに、ほろ酔い気分で踊り始めます。綺麗な月明かりが桜を照らすなか、皆一緒になって花を愛で、総踊りを披露していきます。上野の山は、花盛りとともにますます盛り上がっていくのでした。

出演者
元禄の女  玉三郎
元禄の男  亀三郎
元禄の男  亀 寿
元禄の男  歌 昇
元禄の男  萬太郎
元禄の男  隼 人
元禄の男  吉之助改め吉之丞
元禄の女  梅 枝
元禄の女  種之助
元禄の女  米 吉
元禄の女  児太郎

舞踊のこと良く分からない。
舞踊の演目は良く寝る。
夢を見ているような気持ちになれる舞踊。舞踊のことを知らなくても美しいものは美しい。
おとぎ話を観ているような気持ちになった。

芝のぶさん、元禄の女で出演。
芝のぶさんが長い時間踊るの久しぶりに観られた。
嬉しかった!


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