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一色洋平×須貝英『劇的忘年団2016!』~演劇人大集合!年忘れトークライブ+α!~ [観劇]

一色洋平×須貝英『劇的忘年団2016!』~演劇人大集合!年忘れトークライブ+α!~
2016年12月28日(水)12:00~クロージング@しもきた空間リバティ
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2016年12月28日(水)A枠 12:00 全席自由席(整理番号5番)

A枠のみ予約。
もちろんB枠・C枠・クロージングも魅力的だった。
チーム①を観た時点で通しチケットにすれば良かった。と後悔したけど、無理は禁物。

早めに並んだので、整理番号が早く、A枠のみだから頑張れると思い最前列に陣取った。
途中から足腰辛かった。

開場して劇場内に入る前に上の階のフロアーに一色洋平さんの出演作品や須貝英さんが書かれた台本などが展示してあった。
写真撮影OKと書いてあったので、撮影しておけば良かったと今更後悔。
一色くんの台本は特に舞台の台本はボロボロ。書き込みたくさん。
私が以前入院していた病院に有名俳優さんのおばあ様と同室だったとき有名ドラマの台本を読ませて頂いた。
有名俳優さんの台本はとても綺麗であまり書き込みもなかった。
ただ、一色くんがゲスト主演された『税務調査官・窓際太郎の事件簿28』の台本は舞台と違い綺麗な状態だったので、映像と舞台とは台本の読み込み方が違うのかもしれない。
ただ、全て台本を手に取れたわけではないが、一色洋平という役者は熱い人だ。と台本を手に取って改めて実感した。

そして私が一番最初に手に取った台本は、『漂流劇 ひょっこりひょうたん島
井上芳雄くんが主演で名前を見たかった(笑)
その後は、『嵐になるまで待って』と『ゴールデンスランバー』の台本など。
20年以上キャラメルボックスの芝居を観ている。
稽古風景の写真がブログなどにアップされるとき台本の表紙は何度も拝見したことがある。
台本を手に取って中まで見たこと初めてだったので一番興奮した。
チーム②が稽古中でやることがないと展示フロアーにかじもんが登場したり、友人たちと話をしたりで客席入場できる時間になった。A枠終演後『四谷怪談』の台本見ようと思っていたけど、台本に位置が変わっていて、見つけられず見ることが出来なかった。残念。。。

まず、一色洋平くんと須貝英さんが舞台上に登場。
一色くんはテンポ良く進行していくのに須貝さんの様子がオカシイ。
ADとして今作品についている。大石憲さんにTVで良く見るような画用紙に確か「須貝面白くない」と書いてあったのかな?
須貝さんは、進行表を紛失してギリギリまで探して見つかったけど動揺していたそうです。


チーム①チーム②共に皆さん初対面。
役者さんという仕事はコミュニケーション能力高いのね。
質問タイムの間などは、探り探りの感じはしたけど、はじめまして!のクオリティじゃ二作品ともなかった。

両チームとも最初の30分間は、お客さんから事前にTwitterで募集した質問に回答する。
一色くん事前に役者さんが答えづらい質問を厳選しておく。とTweetしていたけど、時間なかったのね。
舞台に並んでいた椅子もバランスが悪く、かじもんが真ん中に寄っていて気持ちが悪いと言い役者さん自身で椅子の配置変えたけど、一色くんが時間がなかったからと答えていた。
準備する時間とか一色くんは12/25まで『ゴールデンスランバー』に出演していたし台本3本も書き上げたこととても凄いと思う。


チーム①への質問
「今年嬉しかったこと、怒ったこと、悲しかったこと、きゅんきゅんしたこと」もう少し質問内容あったと思うけど忘れた。
突然、思い浮かぶの難しいと思う。
(※あまりネット上に書いてはまずい表現などは、書かないようにと事前にお願いされているので、こんな感じ?のみを書きます。)

まず、ザンヨウコさんが突破口を開く。
いつも利用している駅の駐輪場ではなく、お友達の家に行くため中野駅の駐輪場を利用。
夜遅くなり、大量生産されている自転車でいつもと使い勝手が違うので、駐輪した場所分からなくなり、「これかな?」と鍵を差したら鍵が開いたので、自転車に乗って帰宅。
1カ月後くらいに違和感を感じ、自宅近くの警察署に自転車盗難番号を照会してもらったらザンヨウコさんの自転車ではないと判明。
地元の警察署では対応が出来ないので、3日後中野の警察署に行ったら対応したのが刑事の方で「何で、3日間も警察に来るのが遅くなったんだ!」と怒られた。
刑事さん怖い。悪いことしません。
一発目からこのネタ話されたらあとに続く人大変(笑)

続いてかじもん。
地元で自転車に乗っていると立派な自転車に乗っている大人が赤信号無視をすることが多く頭に来ることが多い。そんなときに中学生くらいの子が赤信号ですっと自転車を停車させ、左折(右折)のハンドサインをして自転車をスッと発信したことに感動した。
ハンドサインって!という話が膨らむ。
小学生の時に教わった気がするけど覚えてないので、ネット検索したら自転車の手信号というHP見つけた。
「停まります」ってなに?と色々なハンドサインを皆さんされていたけど、皆さんのハンドサイン全て違っています(笑)

あとは、少々ネット上に書くと問題が起きそうなので控えます。

『タラレバ島(とう)の七人』

【ものがたり】HPより

幼稚園くらいの頃から「懐かしい」という言葉や感覚が大好きです。

 夕日、ホコリの匂い、レトロな色使いの家具やお店、木や土の匂い、サーカスの怪しさ、駄菓子、雨に濡れたエッチな本、二日目のカレー、などなどなどなど…僕にとっては、全てノスタルジーを感じさせる物たちです。

この物語は、「タラレバ島」という島に生きる七人の子供達が、小さな脳みそをこねくり回しながら日々を生き抜こうとするお話です。今日を乗り越えたとしても、明日は明日でまた脳みそをこねくり回さなくちゃならない。時にそんな事にもウンザリしながら、それでもこの先を生き抜こうと立ち向かうお話です。

妄想に留まらず作品へと昇華させます。

僕の脳みそが、丸ごと島になっちゃった。

生きていくにはアイディア必要!これからも!その先も!

お腹が空いたらどうするの?眠たくなったらどうするの?

アンパン食べればいいのかな?お目目をつむればいいのかな?

生きていくにはアイディア必要!これからも!その先も!

出演者
鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
ザンヨウコ
藤尾姦太郎(犬と串)
有田杏子(劇団鹿殺し/野生児童)
木村美月(虚構の劇団)

須貝英
作・演出・出演:一色洋平

今年上演した『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』にリスペクトして一色くんが台本を書き上げた作品。
『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』観ようかな?と思っていた。
色々思うことがあり芳雄くんが主演したけど敢えて観るのを止めた作品。

子供6人と教授と呼ばれる大人1人。
タラレバ島に漂流した七人のお話。
漂流してもたくましく健気に生きている。
ある日教授が川に流されてしまった。
その時に見つけた「橋」を2人以外作った人も忘れていた。

忘れること。
忘れるからこそ生きていける。
忘れるからこそ前に進めることが出来る。
ファンタジーで可愛らしい物語だった。
生きるために忘れる。生きるためにあえて他者に話をしない。
たくましく生きるための方法と他者への愛を感じた作品。

チーム②を呼び込もうとしたときに舞台裏から「待ってください」と声がかかり、一色くんと須貝さん二人のトーク。
一色くんはトレーナーの資格を持っていて、体をほぐす2つの方法を教えてくれた。
1.正座をしてスッと立ち上がること腰が楽になる?だったかな?
足と腰が痛かったので、今すぐにやりたかった。
2.30秒くらい壁を使って逆立ちすると老廃物が頭に下がり、スッと立つと足から老廃物が流れる。
やってみたいけど、最低でも30秒壁を使っても逆立ちは無理かな。。。

続いて、チーム②の登場。
チーム①をモニターで観ていてどかんどかん笑いが聞こえて不安になっていたらしい。
初めましてのメンバーだけど、既に5人で写真撮影済み(笑)

チーム②への質問「今年のベストアクト」
畑中くんが突破口を開くのかと思ったら、ベストアクトって自分で決める事じゃないから難しい。
自身が出演した作品を観ているであろうお客さんの前で「これが僕(私)のベストアクトです」って気恥ずかしいし軽々しく言えないよね。

一色くんが突破口を開く。
『ゴールデンスランバー』で三浦くんに投げ飛ばされて登場するシーンがあり、自身では制御が聞かないから、毎回色々な格好で舞台上に飛ばされる。
一回だけ、正座で舞台上に落下できジャックナイフを出せたことがベストアクト。

続いて、飯野めぐみさん
初めまして?かなと思ったら主にミュージカルを活動拠点にされているので、Wikipediaを見たら何本か拝見していた。
あまり踊れないと謙遜されていて、衣装合わせに行ったら、バレエのトウシューズが置いてあり、「私の衣装ですか?」と聞いたら「はい」と返事があった。
あまり踊れないと伝えたら、トウシューズで立ってくれれば良いと最初は言われたのに次々演出家からオーダーが入る。
最後は、大きなボールの上(きちんと固定するという話だったけど、固定はあまりされていなく、何度もオケピにボールが落ちそうになった)に乗りターンを上に吊ってある紐を使いするように言われた。吊ってある紐は自動でなく手動だったのでターンは自力で回らないと出来ない状態。
最終的に出来る様になったけれど、演出家は役者が何度も出来ると思い注文してくる。と話されていた。
演出家もされている須貝さんが自身が出演しているときは、演出家から無茶を言われると無理言いやがってと思うけど、演出家になると頭の使い方が変わり、「役者なんだからこれくらいできるでしょ」になるらしい。

続いて畑中くん。
今年のキャラメルボックスの春公演で、演出家に靴でジャグリングできるでしょ。と言われ衣装で自身が履いている靴と相手役の人の靴を使ってジャグリングをした。
3回しか失敗しなかったけど、飯野さん同様演出家は役者が何でもできると思っていると発言。
自分が失敗したら恥ずかしいから頑張るけど、出来ちゃうから結果「役者なんだからこれくらいできるでしょ」になる。
と言ったところで一色くんが以前ケラリーノ・サンドロヴィッチさんに「役者は何でも屋でなくてはいけない」と言われた。という話をして、ケラさんが言うなら仕方がないと一同納得。

チーム①もチーム②も初めましてが多かったので、質問コーナーがあったことにより役者さん同士のコミュニケーションやリーティングに向けてのエンジン?になって良かったかも。


チーム②
「頭上に降りそそぐあなたの星」

【ものがたり】

一つの時間が終わって、始めなければならない新しい時間がやって来る。
僕はまだそこにいたいのに、時間ばかりが流れていく。
忘れがたいたくさんの時間。

日記と、手紙と、その他の諸々。
僕と、あなたと、その他の人々。

男女六人の顔を合わせないやり取りで紡ぐ、とある夫婦の物語。

出演者
畑中智行(演劇集団キャラメルボックス)
飯野めぐみ
野田裕貴(梅棒)
毛利悟巳
レベッカ(DE PAY’S MAN)

一色洋平

作・演出:須貝英

作・演出された須貝さんは出演しないので舞台上の隅に椅子をずらして観ていた。
役者さんたちやりづらそう(笑)
リーディングを聞いている間はきっと悲しいお話と頭では理解していても気持ちがついて行ってない感じがした。
リーディングが終わった瞬間点と点が全部繋がって「あ!」と切ない気持ちになった。
近い空間にいるのに過去の自分たちと今の自分たち。
そして、2人の子供が成長していた。
なんだ!この作品。

畑中くんが、日記と手紙を書くときボールペンを使っていた。
洋服のポケットになにか入っているの気付いていた。
畑中くん曰く朗読劇慣れていないので、ただ読むだけだと台詞が出ないのでボールペンを用意した。
須貝さんも一色くんも読むだけじゃなく、ボールペンが使ったことで紙の音が違ったらしい。
朗読劇で小道具使ってはいけないと多分ルールはないと思うので、私も必死に奥さんを思いながら日記と手紙を綴っている姿がより想像できた。

一つだけ分からなかったこと。
奥さんは、日記とか手紙のやりとりをしているときは入院中?それとも…
そこは、私の想像に任せてもらって良い部分かな?

梅棒の野田さんが演じた保育士のちにレスラーの役だけは、「頭上に降りそそぐあなたの星」の登場人物にはなく、須貝さんのストックの中から「頭上に降りそそぐあなたの星」を選んだ時に野田さんが絶対に演じない役を追加した。と話をされていた。

作・演出された須貝さんが舞台隅で時に楽しそうに時に切なそうに作品を観ていた。
作・演出家を見ながら作品を観る貴重な経験ができた。

須貝さんは、一色くん曰く「死」をテーマにされることが多いらしい。
20代前半は、「死」が身近になかったから興味もあり書いていたけど、20代後半になり「死」が身近になってきたら一時「死」をテーマにした台本を書けなくなった。
ただ、「死」は避けられないことなのでまた書くようになった。と言うようなことを話していた。

きっと、今日仕事納め、御用納めが多い。
客席の半分近くの人がまだ仕事納めしていない人たちだった。
素敵な作品A枠しか観られなかったけど、明日(12/29)に開催すればもっとたくさんの人が観られたと思う。
そう思うと残念で仕方がない。

はじめまして。な役者さんばかり。
今、来年こそ観るぞ!と思っている梅棒の野田さんと少しだけ終演後お話ができた。
来夏の梅棒上演情報をお伺いしたので、絶対に梅棒観るぞ!

初めまして。の状態でも、集団の中で自己アピール出来ないと役者って言う仕事柄ダメかな?と少し思った。
皆さんが「私も!僕も!」だとガヤガヤして観ている側は疲れるけど、仕事柄自己をアピールすることで次に繋がると私は思う。
どんな仕事でも一緒かもね。

チーム①とチーム②共に終演後役者さんとが客席近くまで近付いて写真撮影!
早くアップしてくれないかなぁ~。


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