秘密の公演5 FINAL

『秘密の公演5 FINAL』
2017年4月13日（木）～2017年4月16日（日）＠再開発が進む大都会の高層マンション

2017年4月15日（土）14：00　全席自由席

『秘密の公演4』でこのシリーズと出会う。
一人で観るのがもったいないと思い友人を今回誘った。

5回目にしてひとまず終わりになる。
絶望的な終わりではなく、未来に向けての出発。

会場までの地図見るも迷う。開演時間近かったので電話をしたら、
「タクシーで会場へ来てください。タクシー代は支払います」と言って頂いた。
会場に到着して本当に出演者さんにタクシー代を支払って頂き、開演時間を20分も遅らせてしまった。
会場入り口にはもう一人の出演者さんがドアを開けて待っていて下さった。
皆様。本当に申し訳ございませんでした。

救助ロボットのお話。
4年という月日の中で兄弟に何かがあった。
何があったかは段々解明されていく。
兄弟ともに最後まで空虚。兄の空虚感はずっと深い。弟は無理してテンションを上げている。
観ていて分からないこともないけど、兄はずっと空虚。
ワクワクしたとかアイデアが出たときとか感情の着火点が欲しかった。
弟は兄を現実の世界に戻したい一心。
ただ、感情が高ぶっていても役者自身の今後の魅力になるかも知れない瞳の空虚感が生かし切れていない。

高速道が近いので、車の往来の音が聞こえる。良い効果音になっていた。作品としてはチケット代を支払っていない。2,000円の支払は余興終わりに頂く詩森さん特製カレー代。
だからと言って作品レベルが低いとかではなく、とても良かったからこそ起爆剤が欲しかった。虚ろのままで終わって欲しくなかった。

来年、本公演で上演されるときを期待したい。
そして、来年は色々動くみたいだしね。

詩森さんのカレー美味しかった！

そして、4年前に起こったことあなたはずっと背負っていくのでしょう。
いつまで重い十字架を背負って秘密裏の行動が続くのかな？と前回悲しい気持ちになった。
私は、当時ニュースでこのことを知りあなたを知りました。（ご本人にも伝えた）
あなたの責任だけではないし、人間だから起こることだと私は思います。
謝ることも許されないことでは私はないと思うけど、謝っても謝っても全ての人は多分許してくれないかな。
だからと言って未来を捨てるほどの過ちでは私はないと思っています。
夏に表舞台に戻った時からがリスタート。
空虚な瞳を生かせる役者になってください。
それが4年間あなたを待っていた（待っていない人も含め）全ての人たちへのあなたが役者を辞めなかった力を返す時です。
帰り際に「良い役者ですね」を伝えましたが、今をはるかに超えてくださいね。
そして、私のことはお願いです。忘れてください。。。（タクシー代を支払ったお客さんってことをね）

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