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髑髏城の七人 Season花 [新感線]

劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season花
2017年3月30日(木)~2017年6月12日(月)@IHIステージアラウンド東京
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CIMG3447.JPG
2017年6月10日(土)13:00 ブロックA 14列43番


【ものがたり】公式HPより


時は天正十八年(1590)。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下を治めていたこの頃、都から遠く離れた関東の村々は<天魔王(成河)>率いる関東髑髏党に荒らされていた。
この日も、とある村が髑髏党の鉄機兵たちに襲われていたところに傷だらけの<沙霧(清野菜名)>が飛び込んでくる。彼女は、天魔王らの居城・髑髏城の抜け道が記された絵図面を持っていたために追われていたのだ。と、そこに派手な身なりの傾奇者たち・関八州荒武者隊の面々が登場する。先頭に立つのは、頭目の<兵庫(青木崇高)>だ。しかし仲間の<三五(河野まさと)>の裏切りにより、みるみるうちに窮地に陥る荒武者隊。そこへフラリと現れた着流し姿の男が、手にした大きな鉄煙管で鉄機兵を叩きのめす。男は自らを<捨之介(小栗旬)>と名乗り、沙霧に傷の手当てをさせるため、兵庫と共に関東一の色里“無界の里”へと向かう。
色里“無界”は宿場も兼ねているため人の出入りも賑やかで、その中には何か事情を隠していそうな怪しげな牢人<狸穴二郎衛門(近藤芳正)>らの姿もある。この色里一と評判の<極楽太夫(りょう)>は、「沙霧をかくまってほしい」という兵庫らの頼みを快く引き受けてくれた。
その夜。店の裏で再び沙霧は髑髏党に襲われそうになるが、捨之介と“無界の里”の主<蘭兵衛(山本耕史)>がそれを阻む。そこに突然現れる、天魔王。実は捨之介と蘭兵衛と天魔王の三人は、ある時期、共に時間を過ごした間柄だったのだ。南蛮製の鎧と仮面を装着した天魔王には、捨之介の刀も蘭兵衛の短筒も歯が立たない。しかしこの場は、狸穴二郎衛門が間に割って入ったことで難を逃れられた。
天魔王、そして髑髏党との戦いを覚悟した捨之介は山奥にこもる刀鍛冶<贋鉄斎(古田新太)>を訪ねて、無敵の鎧を叩き斬る刀、必殺の“斬鎧剣”を打ってほしいと頼み込む。
しかしその頃、蘭兵衛は単身で髑髏城へ行こうとしていた。それに気づき、こっそりと後を追う沙霧。
捨之介、蘭兵衛、天魔王が抱える深い縁(えにし)とは……。天魔王の謀略を、捨之介たちは阻止することができるのか……。

出演者
捨之介  小栗旬
無界屋蘭兵衛  山本耕史
天魔王  成河
極楽太夫  りょう
兵庫  青木崇高
沙霧  清野菜名
狸穴二郎衛門  近藤芳正
贋鉄斎  古田新太

三五  河野まこと
安底羅の猿翁  逆木圭一郎
およし  村木よし子
磯平  磯野慎吾
波夷羅の水神坊  吉田メタル
摩虎羅の姫跳  保坂エマ


作:中島かずき
演出:いのうえひでのり


前日、めまいが酷く寝れば治るだろう!と思っていたら甘かった。
初めての劇場なのに開演時間ギリギリの電車まで体が動かなかった。
外出準備色々とショートカットして何とか観に行けた。
3月に初日を迎え複数回チケット取れば良い話だけど、そうそうね。安々と複数チケット取れる価格ではないので、今日まで長かった。
既に観た人の話は少しだけ聞いて、ネット上のネタバレは今日までシャットアウト。
シャットアウトし過ぎて、“IHI”まさか石川播磨島重工業じゃないよね?と思っていたらネーミングライツだった。
IHIステージアラウンド東京周辺本当に何もない。 豊洲市場開場していたら景色かなり違っていただろうね。


新感線の仮チラシは毎回手に入れることが出来る。
が、本チラシなかなか手に入れることが毎回できない。
『花』は山のように本チラシが手に入った。


入場するときと出るとき回転する劇場なので位置が違う。
開演間際の入場だったけど、逆木さんのナノブロックは気がついた。
前回、撮影NGでツマラナイの!と思っていた。
撮影OKなんだから置く位置をもう少し考えて欲しかったな。
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休憩時間にロビーに出たお蔭で気が付いた。
『花』のチラシの気持ち悪い顔。
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『鳥』も飾られていたのでツーショット
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『髑髏城の七人』は小栗捨之介しか私は知らない。
再び捨之介を小栗旬さんが演じる。
6年前の私は『髑髏城の七人』楽しめなかったようだ。
6年のときが経ち捨之介は色気が立ち、情に厚く、何回りもを大きくなった捨之介だった。
記憶なんて曖昧だけど、百人切り人数が減ったような気がする。人数が減っていなければ、もたつきがなくなり殺陣のスピードが上がったのかな?
2011年版の百人切りは残念という記憶しか残らなかったから隅から隅まで捨之介を堪能できた。


無界屋蘭兵衛の耕史くん。
新感線のアンケートに毎回出演して欲しい俳優「山本耕史」と書き続けた。
やっと実現した。。。
耕史くん何だろう?カツラに違和感。 カツラの毛の量が多すぎる気がした。
蘭兵衛はずっと眉間にしわが寄っていた。 極楽太夫たちと無界で平和に暮らしながらも何かを抱えて生きている。
信長様?をいつも心に感じつつ、髑髏城を見ながら太平の世が嫌だった?
天魔王に毒酒を盛られ蘭丸に戻った姿が本物なの?どこまで毒が蘭兵衛に残っていたの?
蘭兵衛として最期を迎えるのと蘭丸として最期を迎えたのどちらが亡き信長様の側に行けたのかしら?
ドラマでは時代劇で耕史くんの殺陣でたくさん観ている。 生で観るの初めてだったから、スピードと重厚感。そして美しさにうっとり。 刀を鞘に納めるのも綺麗だった。
最後、白い花をバックに佇む蘭兵衛。美しさをずっと堪能したかったから回転して欲しくなかった。



天魔王の成河くん。
この人は色々な顔を出せる役者。
良い人も悪い人も成河くんが演じるとこの役成河くんだから似合うなぁ~。と思わせてくれる。
信長様をきっと途中から尊敬ではなく、本能寺の変を起し己のチャンスにしようとしていた。
でも、成河くんが演じると悪の中に人懐っこくそして狡さを感じる。
不快な悪や巨大な悪を感じさせないのが成河くんかな?


極楽太夫のりょうさん。
迫力あるセリフを言っても強さを感じない。粋で美しい太夫を感じない。
りょうさんはとても綺麗な女優さんだと思っているが、 着物を着るには痩せすぎている。
対策は取れたはず。残念だった。


兵庫の青木崇高さん。
舞台で観るの初めて。
ドラマなど何本か観ていて、 私がイメージする青木崇高さん兵庫そのもの。
あてがきではないのにあくまでも私のイメージだけど、やるべきして演じた役だと感じた


沙霧の清野菜名さん。
映像を含めほぼ初めましてかな?
爽やかの中に悲しみを抱えている少女。
作品の中に「涼」を与えてくれていた存在と感じた。
舞台経験あまりないのにステージ数がとてつもない。
一部、喉大丈夫かな?と感じたところはあったけどこれから舞台上で観られる機会が増えるかな?


狸穴二郎衛門の近藤芳正さん。
笑顔の中に何かを感じる。
2011年版びっくりするほど狸穴二郎衛門の記憶がない。
只者ではないだろうと思って観てはいたけど、徳川家康公だったとは!
私の記憶力悲しすぎる…


贋鉄斎の新太さん。
登場するだけで劇場のお客さん全部持って行った。
登場シーンは少ないけど、色々ズルすぎることが多い。
新幹線の作品は古田新太がかっこ良くないとツマラナイと新感線歴の浅い私は思っている。
百人切りの刀研ぎローラーブレードお疲れ様です。 ローラーブレードに乗らない方がスピード感増したと思うんだけど…



客席が回転する劇場。
日本初。世界で2つ目。
最初のシーン。舞台の見え方に圧迫感を感じた。圧迫感を感じたのは最初の一瞬だけ。
客席の回転はたまに椅子ガタッとしたけど問題なかった。


客席が回っているのか舞台が回っているのか途中から良く分からなくなっていた。
映像と客席の回転が何回かアトラクションのようになりこれ以上続いたら酔う!と思うタイミングで回転が終わるのが絶妙だった。
IHIステージアラウンド東京 1年間3カ月のこけら落とし公演を新感線の『髑髏城の七人』を上演する。
『花』を観る前に『鳥』チケットが先に手元にあり、『風』のチケットが取れていた。
どれだけ先物買いさせる気だ!
セットチェンジしなくて済むけど、何年か限定とかじゃないとキャパ大きいから上演する演目なかなか難しいね。
2年目からどんな作品を上演するのか楽しみでもある。


終演後、駅に向かって歩いていたら多くの人が何かを撮影していた。
皆さんが撮影している方向を見ると東京タワーに光が差している!!!
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