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スロウハウスの神様 [キャラメルボックス]

演劇集団キャラメルボックス 2017サマープレミアム『スロウハウスの神様
2017年7月5日(水)~2017年7月16日(日)@サンシャイン劇場
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2017年7月8日(土)16:30 1階7列13番


【ものがたり】公式HPより

10年前、福島県で集団自殺事件が発生し、15人が死亡。首謀者の部屋には、チヨダ・コーキの書籍と関連グッズが溢れていた。マスコミは「チヨダ・コーキの小説のせいで起こった悲劇」と騒ぐ。コーキはインタビューで「責任を感じますか?」と聞かれ、「僕が書いたものが、そこまでその人に影響を与えたことを、ある意味では光栄に思います」と答えてしまう。日本中に、コーキに対するバッシングの嵐が吹き荒れる……。

10年後、脚本家の赤羽環は、知り合いの老人から旅館だった建物を譲り受け、アパートに改造。「スロウハイツ」と名付けて、友人たち5人と暮らし始める。その中には、あのチヨダ・コーキの姿もあった。そこへ新たな住人として、小説家志望の加々美莉々亜がやってくる。莉々亜はコーキの大ファンで、彼の部屋に入り浸り始める……。


出演者
赤羽環  原田樹里
千代田公輝  大内厚雄
狩野壮太  玉置玲央
(柿喰う客)
長野正義  松村泰一郎
(劇団スタジオライフ)
黒木智志  森山栄治
(pnish*)
加々美莉々亜  木村玲衣
森永すみれ  小林春世
赤羽桃花  石森美咲
赤羽滋子  石川寛美
芦沢光、山本虹絵、赤羽永久子、司書  岡田さつき
五十嵐健人、駅員、警察官、秘書  元木諒

原作:辻村深月

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/15
  • メディア: 文庫

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/15
  • メディア: 文庫

 脚本・演出:成井豊

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ひろ丸とねずみくんは?


キャラメルボックスから気持ちが離れていく私。
チケット先行発売時期も体調不良が続き、観るか観ないか散々悩んだあげく、あつをさんが出演しているのに観なければ後悔すると思いCSC先行のラストでチケットを取った。
取ったのに公演当日めまいを起こし友人にチケットを譲ることに。
キャンセルして次観るときの金券にすることは一切考えなかった。
友人に譲ればカーテンコールの撮影タイムにあつをさんを撮ってもらえる。(めまいが酷くてもやっぱりね。)
なので、厳命は「あつをさんの良い写真を撮ること!」
本当に良い写真が送られてきました。
ありがとう。

運良く?悪く?翌日に復活したのでキャンセル待ち&仲間割りを使って元々持っていたチケットと同じ列で芝居を観ることが出来た。

私は、大内厚雄さんのFan。
キャラメル出演作品の大半は観ているし、客演作品もほぼ観ている。
今まで観てきた中で醸し出すものがずば抜けて違う。
千代田公輝は大人になりきれない大人。
ぬぼーっとしているけど、たくさん悲しい思いしてきたと思うし、辛い思いもしてきたんだと思う。
不器用でガラスの心でまるでカタチヲカエタあつをさんに見えた。
千代田公輝はあつをさんで
あつをさんは千代田公輝。
千代田公輝を演じているあつをさんを観られたこと本当に嬉しかったしFanとして誇りに思う。

樹里ちゃんの赤羽環
環は強いという鎧を身に付けて、鎧の中はずっと泣いている。そんな女性。
環の中でチヨダ・コーキがいたからこそ耐え抜いてこられた。
強さの中に樹里ちゃんが見せてくれる弱さ。
良い役で良い役者になった。
初舞台の時からこれから楽しみな役者と感じていた。
これからもどんな顔を見せてくれるのか楽しみで仕方がない。

元木諒くんの初舞台。
これからどんな役者になっていくのだろう?

自力で撮影した写真。
スマートフォンで撮影するの本当に苦手。
ズームにした写真はすべてピンボケ。
スマホ自体も最近動きが悪くて間もなく機種変予定。
撮影中に何だか分からないけど自撮りモードに切り替わった。
スマホ撮影なぜ私は出来ない(泣)
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唯一、ピントがあっている写真。

成井さんの台詞や演出嘘くささを感じることが多い。
いやいやそれはないだろうと感じることが、キャラメルボックスの良さ?なのかな。
歯がゆい気持ちになることが多かった。
原作の辻村深月さんは古くからのキャラメルボックスのお客さん。
今回の公演は相思相愛。

辻村さんの作品を成井さんが脚本にしているし演出をしている。
なのに。
言葉が生きている。
役が生きている。
様々なオリジナルと原作ものを20年以上観てきたけど、キャラメルの作品で久しぶりに役が飛び出してくるの感じた。
成井さんのオリジナルよりもキャラメルボックス。

近年。
キャラメルボックスに対し思うことがたくさんある。
あったとしても私が病気になり苦しくて何も出来なかったときにキャラメルボックスの公演を観に行くことだけが生きている証だった。
言葉に出さなければ相手には思いは伝わらない。と基本私は思っている。
でも、通じることはなかった。
久しぶりに観に行ったキャラメルボックスの公演。
受付もロビーも私が知っているキャラメルボックスじゃなかった。
選ぶのは私自身。
今後は、キャラメルボックスのサポーターではなく、大内厚雄さんのFanとして観ようと決めた。

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