桂吉弥のお仕事です。2008ver.2 [落語]
「桂吉弥のお仕事です。2008ver.2」
2008年4月5日(土)19:30 浅草見番
本日の番組
短命 桂吉弥
餅屋問答 桂都んぼ
中入
秘伝書 桂都んぼ
愛宕山 桂吉弥
19:00の回は、シークレット高座
本来17:00の回のみだった「お仕事です。」のチケットは、あっという間に完売をしてしまったので、
申し込みをした方の中から抽選での販売。
発売当日仕事だったため、こっそりと隠れて電話を掛け続けたけれど繋がらなかった
一緒に行く友人のお陰で何とか聴く事が出来た~
ありがとうございますm(_ _)m
前用を済ませて、見番に着いてみると長蛇の列。
一瞬何が起こっているのか、理解が出来なかったけれど…
会場は、畳に座布団の自由席だったため良い席で聴きたければ、早いもの勝ちなのよね。
席に着いてみると、前の方~~~~いちゃつくのは構わないんですけど、後ろにも人は座っているんですよ~
物凄く不自然な姿勢で、噺を聴く事に…(聴き終った後、体痛かった)
吉弥さんが赤の紋付を着て登場(あまりの派手やかさにビックリ。)
「この回は、吉弥は噺を世間的にはしていないことになっています。
シークレットなので、長い時間やりたいと思います。やりませんが…」
長い時間やりますに、会場はおお盛りやがりやっぱりやれないよねぇ~と笑いつつ。
『短命』美しい一人娘のところに養子に入ってくる婿が3人とも、3ヶ月でひょろひょろになってしまい、6ヵ月後にはあの世に逝ってしまうお噺。
最初、なんでだろうとご隠居さんにおくやみの文言を聞きに来ている、熊五郎と同じ感覚で聴いていたら…
あれら~かなり艶っぽいお噺だった。
お嬢様はどんなに凄いんだぁ~ねぇねぇ~と一人想像をしてみる。
会場には、お子ちゃまもいたけどね。(お子様は入場不可じゃなかったっけか???しかもむりくり入場しているんだよねぇ~)
都んぼさんトンボ柄の着物に黒の紋付。
都んぼさんにとっては、アウェイなんだよね。
確か、初めて落語を聴きにいった、「東西若手コンペティション」でも着ていたような気がするんだけどなぁ~(着物のインパクトが強かったんだよねぇ。)
ほぼ同期の吉弥さんの活躍を喜びつつ、「気にしてないですよ~」と
『餅屋問答』枕が長い~~~どこまでも続く枕~~~~に笑いつつ、
お寺での勉強会の話「落語をするための道具が全て揃っているんですよ。めくりをかける台が勉強会をする会場にないところが多くて、お寺だと塔婆立てが丁度良い」と
噺の途中に焼き芋屋さんの販売車が通りその音声も噺の中に取り入れて、さすが~~と関心。
中入後、再び都んぼさん登場。
『秘伝書』やっぱり、楽をして利なり得なりは得られませんね。
そんな本があったら、疑いつつもやっぱり買っちゃうかな。
いや、買わないか。
『餅屋問答』とは異なり、さっくりと終わってしまった。
時間が押したのかな
吉弥さん黒の紋付袴で登場。
NHKの朝ドラ「ちりとてちん」の徒然亭一門のお家芸『愛宕山』
と言ったところで、会場内も大盛り上がり(私も大盛り上がり)
「貰えなかったので(NHK)、売店で購入をしました」と橙色の徒然亭紋入りの手ぬぐいを(NHKのケチと思いつつ、新選組!!のスタッフT-シャツも自腹だったなぁ~)
まだまだ続くちりとてバブル(笑)
ドラマだと「この道中の陽~気な事~~~」をクライマックスのように使っているけど違うのよね。
噺の中身は朝ドラのお陰で知っていたけれど、聴くのは初めて。
本来は、ひばりは「ちゅんちゅん」なのを「ピーチクパーチク」の“ちりとてちん”バージョンだったようで…
(ひばりのさえずり、「ビーチクパーチク」だっけなぁ~ 昔は「ちゅんちゅん」と聞こえたのかな?
伝統を伝えるのももちろん大切だけれど、オカシイと思ったら変えていくのも大切。落語に興味の無かった、渡瀬さんだから変更を言えたのかもしれない。)
一八がご隠居が投げた、20枚の小判を拾うために谷底に行き、戻ってきたところで大拍手(位置的に、吉弥さんの表情は見えなかったけれど)
そこが、落しじゃないのに~~~最後が大拍手で聞こえなかった
今回も面白かった~
次はいつ行こうかなぁ~
横浜横浜チケット取り頑張ろう
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