薔薇とサムライ GoemonRock OverDrive

SHINKANSEN　RX　『薔薇とサムライ　GoemonRock OverDrive』
東京公演：2010年3月16日（火/プレビュー公演）　2010年3月18日（木）～2010年4月18日（日）＠赤坂ACTシアター
大阪公演：2010年4月27日（火）～2010年5月13日（木）＠梅田芸術劇場メインホール

2010年3月20日（土）12：30　P列33番

会場に入ると『薔薇とサムライ』の絵が飾ってあって、いや～そっくり！！
ただ、光っちゃって上手く取れなかったのが残念。

【ものがたり】公式HPより

それはとびっきりおもしれえ女だった。
左の眼を覆う黒い眼帯。
弱気を助け、強気をくじく男以上の男前。
疾風のようにエメラルド色の地中海を駆け抜ける女海賊、
その名を“アンヌ・トルネード”
だが隠された左目に驚くべき秘密があった。
瞳に浮かぶ光……それは亡き国王と同じ黄金色の光の輪……。
てこたｱあの女海賊の正体は----!?
そしてその瞳に、次々と人間どもが群がった。
国王亡きあと権力を欲しいままにする大宰相“ラーカム”とその娘“マローネ”。
黄金色の瞳の輝きに王家復活の希望託す将軍“ガファス”と妻“エリザベッタ”。
そして新女王の美しさに魅入られた隣国の王子“シャルル”。
……果たして誰が味方でで誰が敵か。
さらには金と欲の風見鶏、大海賊“バルバ・ネグロ”と、
オレ様の首を付け狙う妙な日本人“デスペラード豹之進”。
……次々と変転する野心と悪意の、何が本当で何が嘘か。
おもしれえ。
絡みに絡んだカラクリをこの俺が全部ひっぺがしてやるよ！
城の中、羽ばたく心を奪われたお姫様“ポニー”よ、良く見てな。
俺の名は、七つの海を股にかける大泥棒“石川五右衛門”。
地中海の海賊ども、みんな俺についてこい！
空に真っ白い帆を上げろ！
さｱ退屈な中世に、俺が自由の風穴を開けてやる!!

出演者：
古田　新太　　石川五右衛門
天海　祐希　　アンヌ・ザ・トルネード
浦井　健治　　シャルル・ド・ボスコーニュ
山本　太郎　　デスペラード豹之進
神田沙也加　　ポニー・デ・ブライボン
森奈みはる　　エリザペッタ
橋本じゅん　　海賊バルバ・ネグロ
高田　聖子　　マローネ（アバンギャルド公爵夫人）
粟根まこと　　ガファス・デ・ナルビオッソ将軍
藤木　　孝　　ラーカム・デ・バライボン大宰相
他

作：中島かずき
演出：いのうえひでのり
作詞：森　雪之丞

取れないかなぁ～と思っていたチケットを無事にゲットをし、観に行ってきました。

五右衛門がアンヌを何度か助けるシーンがあるんだけれど、私的に出て来るのが遅いよーって（演出でしょうが）早く助けてあげて～とドキドキ・モヤモヤしていることが多くて、でも観終わった最初の感想は「すっきりした～だった(笑)」
定番かもしれないけれど、勧善懲悪はやっぱりすっきりしますな。

セットは、光と映像を使ってセットでとっても綺麗でした。
セットって形あるものを見ることのほうが多いのですが、形無き物のセットも幻想的で素敵でした。

天海さん初めて舞台で拝見したのですが、立ち姿が凛としていて、こういう人が華があるんだぁ～と実感。
海賊の衣装はかっこよいし、オスカル風の衣装・ドレスどれを着てもかっこがよい。
立ち姿も美しいし、TVも良いけれど、宝塚の舞台は残念ながら観たことがないので、是非にまた舞台で拝見をして見たい。

古田さんは、石川五右衛門ってこんなに心意気のある男前なんだろうか？って
見た目ってかっこ良いと思わないのですが、いや～板の上に立つと男前ですね。

浦井くん見た事あったかなぁ～と思ったら、やっぱり観ていた。『エリザベート』で
頭の少々弱い(笑)王子役。帝劇の芝居では、絶対に観られないな。
でも、王子ですね。なよなよしているのかな？と思ったら、アンヌを絶対的信頼をしていて、その点では芯がしっかりしている王子でした。

新感線はまだ数本しか観た事ないのですが、RXと言うよりも今回はミュージカル色が強かったかなぁ～と特に天海さんと浦井くんが歌った「理由～I　Will　Sing」のハモリは美しかったし、「続・五右衛門ロック」が頭に当然一番残っているのだけれど、「理由」は印象に残る歌でした。

 

 

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