平成27年3月歌舞伎公演 [歌舞伎]
2015年3月4日(水)~2015年3月27日(金)@国立劇場 大劇場
2015年3月22日(日)12:00 2階6列20番
「梅雨小袖昔八丈-髪結新三-」
序 幕 白子屋見世先の場
永代橋川端の場
二幕目 冨吉町新三内の場
家主長兵衛内の場
元の新三内の場
大 詰 深川閻魔堂橋の場
【ものがたり】ちらしより
材木問屋白子屋の娘・お熊と手代の忠七は恋仲。
そのお熊に婿を迎える話が持ち上がります。
これを知った廻り(出張専門)の髪結いの新三は、忠七にお熊と駆け落ちをするよう言葉巧みに唆します。
その夜、新三は、お熊を駕籠で自分の長屋へ送ると、連れ出した忠七を傘で打ち据えて、夜道に置き去りにします。
新三の罠にはまり、主人の娘を拐かされたと知った忠七は、身投げをしようとしますが、
侠客の弥太五郎源七に引き留められます。
翌日、源七は白子屋から金を預かり、お熊を返すよう新三に掛け合いますが、新三は談判をはねつけます。
しかし、大家の長兵衛にはうまく丸め込まれ、ついにお熊を戻します。
出演者
髪結新三 中村橋之助
弥太五郎源七 中村錦之助
白子屋手代忠七 市川門之助
加賀屋藤兵衛 中村松江
白子屋お熊 中村児太郎
下剃勝奴 中村国生
車力善八 坂東秀調
家主女房お角 市村萬次郎
家主長兵衛 市川團蔵
序幕劇場内激寒で、寒さと戦いながらの観劇。
板の上に児太郎さん、芝喜松さん、芝のぶさん3人のシーンがあって、何かとっても嬉しかった。
芝のぶさんは、白子屋下女お菊役でご出演。
序幕のみなので、必死に観続けた。
お熊とは姉妹のように育っているけど、家のために婿をもらうと言っても気持ちは分かっているけど、
ご恩のあるお家のためやっぱり説得しちゃうのかしら?
どうなんだろうなぁ~なんて考えて観ていた。
新三演じる橋之助さん私の持っているイメージのせいなのか悪党な新三を演じても、
あームカつく!感がないのよね。
すっとした感がどうしても憎めない気持ちにさせてしまう。
勝奴演じる国生さんころころ変わるちょい悪子供って感じが良い感じだった。
「三人形」
【ものがたり】ちらしより
夜桜に彩られた吉原仲之町を背景に、人形に見立てた三人-
若衆・傾城・奴が、廓の風俗を華やかに面白く踊って表現します。
出演者
若衆 中村錦之助
奴 中村国生
傾城 中村児太郎
若衆演じる錦之助さん良家のお侍さんな感じが優雅な踊りで感じる。
奴演じる国生さんきっとご主人様に可愛がられるタイプの家来だろうなぁ~と感じた。
傾城演じる児太郎目の動き方が凄く綺麗だった。
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