松竹大歌舞伎 中央コース [歌舞伎]
2015年6月30日(水)~2015年7月31日(金)
2015年7月2日(木)13:30 1階1列37番 @相模女子大学グリーンホール 大ホール
巡業。
私の地元にやってきた。
天気が良ければ、自転車で会場まで行こうと思っていたんだけれど、天候不安定なので電車で向かった。
芝のぶさんがブログで素敵なところ!と書いてくれたのが地元民としては嬉しいw
「天衣紛上野初花 河内山」
質見世より玄関先まで
【ものがたり】公式HPより
お数寄屋坊主の河内山宗俊は、質屋の上州屋の見世先で、松江出雲守に腰元奉公する娘浪路が幽閉されていると聞き、金子(きんす)目当てに娘の奪還を請け負い、松江邸に出かけて行きます。
松江邸では、上野寛永寺の使僧に化けた宗俊が出雲守を追い詰め、金子まで巻き上げて、浪路を取り戻します。帰り際、松江侯の家臣北村大膳が宗俊の高頬の黒子を証拠に彼の正体を見破ります。しかし、宗俊は慌てるどころか開き直り、啖呵を切って堂々と引き上げていくのでした。
出演者
河内山宗俊 中村 橋之助
高木小左衛門 坂東 秀 調
宮崎数馬 中村 国 生
腰元浪路 中村 芝のぶ
北村大膳 中村 橋 吾
後家おまき 中村 芝喜松
和泉屋清兵衛 松本 錦 吾
松江出雲守 大谷 友右衛門
最後の「ばかめ」を聞くと本当にすっきりする。
「河内山」何度か観ていて、ふてぶてしさが何とも気持ちよいのよね。
ど~んと構えている姿勢というか、何事も動じないものを持っている人と言うのが私のイメージ。
橋之助さんに私の持っているイメージが邪魔をしてなかなか感じることが出来なかった。
芝のぶさんは波路役で出演。
藤色と淡いお着物にオレンジの帯。
登場は少ないけど、うるっとした佇まいだった。
「藤娘」
【ものがたり】公式HPより
大津にある古松の大木に垂れ下がった一面の藤の花。その前に佇むのは、若い娘姿の藤の精。藤の精は、藤の枝を手にしながら可憐に踊り始め、やがて日暮れとともに姿を消していくのでした。
出演者
藤の精 中村児太郎
芝翫さんが踊ったのを観て以来なので、本当に久しぶり。
久しぶりに観るのがお孫さんの児太郎さんというのも何かの縁かな?
藤の妖精である藤娘。
年齢的なものは児太郎さんが近いと思うけど、醸し出す可愛らしさの違い。
それが魅せる違いなのかな?
「芝翫奴」
【ものがたり】公式HPより
桜が満開の江戸吉原の仲之町。ここへ主人とはぐれた奴が箱提灯を掲げてやって来ます。忠義一筋の奴は、主人を真似たり、興に乗って足拍子を踏んだりし、再び主人を追って駆けてゆくのでした。
出演者
芝翫奴 中村国生
とってもリズミカルな舞踊で観ていて楽しかった。
ラップみたいな足拍子があったり、鳴物と足拍子を併せたり舞踊観るの苦手だけど、楽しい舞踊観るのは楽しい!
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