四月大歌舞伎 夜の部 [歌舞伎]
2016年4月2日(土)~2016年4月26日(火)@歌舞伎座
2016年4月16日(土)16:45 3階7列24番
明治座観るから歌舞伎座観るの止めようと思っていてチケット取らなかった。
芝のぶさんのブログに「幻想神空海」に狂言回で出演すると書いてあり、急遽チケット譲って頂いた。
現行歌舞伎座になってから初めて舞台写真発売していたので4枚とも購入。
「彦山権現誓助剱 杉坂墓所・毛谷村」
【ものがたり】公式HPより
師匠の仇討に奮起する純朴な若者と男勝りの許嫁
百姓ながらも剣術の名人の六助が、杉坂墓所で母の墓参りをしていると、通りかかった浪人微塵弾正から、母への孝行のため仕官したいと聞きます。六助はその心にうたれ、御前試合で勝ちを譲る約束をします。
数日後、弾正との試合が行われ、六助は約束通り負けてやります。そこへ謎の虚無僧が現れ、突然六助に斬りかかります。実は、この虚無僧は、六助の剣術の師、吉岡一味斎の娘で、許嫁のお園でした。お園から、一味斎が京極内匠という悪人に討たれたことを知らされたうえ、先程試合をした弾正こそ仇の京極内匠とわかった六助は…。
出演者
毛谷村六助 仁左衛門
お園 孝太郎
杣斧右衛門 彌十郎
微塵弾正実は京極内匠 歌 六
お幸 東 蔵
話を観ている限り仁左衛門さん演じる六助きっと20代だよね。
人が良くて力持ち。
にこやかな仁左衛門さんも素敵だけど、弾正の本性を知り仇討ちに行く辺りの表情やっぱり素敵。
可能であれば、弾正を討ち取る場の上演も観たかった。
高野山開創一二〇〇年記念「幻想神空海」
沙門空海唐の国にて鬼と宴す
【ものがたり】
ここは唐の国。倭国よりの留学僧空海と儒学生の橘逸勢は、ある日訪れた妓楼で妖物に憑りつかれた男と鉢合わせし、空海は男から憑き物を取り除いてやります。実は男の家は人間の言葉を話す化け猫に憑りつかれ、妻は化け猫に寝取られてしまったとの事。空海は化け猫のもとへと向かいますが、そこから唐王朝の秘事に係る事件に巻き込まれていきます。事件を追う空海と逸勢は、50年前に楊貴妃が死んだことにつながりがあることをつきとめますが…。
出演者
空海 染五郎
橘逸勢 松 也
白龍 又五郎
黄鶴 彌十郎
白楽天 歌 昇
廷臣馬之幕 廣太郎
牡丹 種之助
玉蓮 米 吉
春琴 児太郎
劉雲樵 宗之助
楊貴妃 雀右衛門
丹翁 歌 六
憲宗皇帝 幸四郎
歌舞伎座の大歌舞伎であまり観たことない作品。
新作歌舞伎なのであたりまえだけど。
新橋演舞場なら上演する感じの作品。
楊貴妃演じる雀右衛門さんの冒頭の舞を観て作品楽しみにしていた。
表面はきらびやかだけど、ペラペラで話が進んで行くにつき早く終演しないかな?と苦痛になった。
芝のぶさん出演だけ観て席立とうと思ったけど、春琴演じる児太郎さんが良かったので、我慢して観続けた。
新作歌舞伎否定するつもりはない。
今の時代にあった作品を作りいずれ古典になっていくのかも知れないけれど、見かけだけではなく作品あってこそ引き継がれて行くのだと思う。
芝のぶさんは狂言回金遊で出演。
ここ最近の作品の中では出演も台詞もたくさんあり嬉しかった。
舞台写真購入出来たので良しとするか…
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