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明治座 四月花形歌舞伎 昼の部 [歌舞伎]

明治座 四月花形歌舞伎 昼の部
2016年4月2日(土)~2016年4月26日(火)@明治座
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2016年4月16日(土)11:00 2階正面4列41番

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「芦屋道満大内鑑 葛の葉」

【ものがたり】公式HPより

安部保名に一命を助けられた白狐は、保名の許嫁の葛の葉に化け、保名との間に所帯をもち、一子をもうけます。しかし本物の葛の葉姫が現れたことにより、子を夫に託し、障子に「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる 信田の森の恨み葛の葉」という別れの歌を残して姿を消します。様々な技巧を使って狐の本性を描いていく面白さや、人を愛してしまった狐の悲しみや子別れの愁嘆など、親子の情愛溢れる名作です。

出演者
女房葛の葉/葛の葉姫  中村七之助
安倍保名  中村梅枝
柵  中村歌女之丞
信田庄司  片岡亀蔵

正体が分かってしまったら、お互いが良くても別れなければならないのか。
七之助さんの二役早替えに最初の内は目を取られていたけど、白狐の葛の葉が別れを決め書を書くのすごい技だった。
後一歩早ければと思ったけどその儚さが良いのかな?

「末広がり」

【ものがたり】

祝言を挙げる娘福子のお祝いに、分限者宝斉より末広がり(末広の扇子)を買い求めるよう命じられた太郎冠者ですが、末広がりが何か分からず困惑してしまいます。都へ赴いた太郎冠者は万商人の口車に乗せられて末広がりとして傘を、さらに、想いを寄せている福子へのお土産として毬を売りつけられてしまいます。傘と毬を持ち帰った太郎冠者ですが…。

出演者
太郎冠者  中村勘九郎
万商人  中村国生
宝斉娘福子  中村鶴松
分限者宝斉  中村亀蔵

昼の部の演目この作品を除いて2作品重いので、楽しい作品を挟んでくれた良かった。
太郎冠者作品間違いない。
勘九郎さんのコミカルで技ありの太郎冠者は秀逸。
鶴松くん声が出しづらそうだったけど風邪だったのかな?

「女殺油地獄」

【ものがたり】

河内屋の息子与兵衛は、放蕩三昧で借金もある身。今日も喧嘩のはずみで、侍に無礼を働いてしまいます。さらに与兵衛は、継父の徳兵衛や妹おかちにまで手をあげる始末。見かねた母おさわは、与兵衛を勘当し追い出すのでした。その晩、金の工面に困った与兵衛は、同業の油屋の女房お吉を頼ろうと店を訪れるのですが…。

出演者
河内屋与兵衛  尾上菊之助
お吉  中村七之助
豊嶋屋七左衛門  中村勘九郎
太兵衛  坂東亀寿
芸者小菊  中村梅枝
小栗八弥  中村萬太郎
おかち  坂東新悟
白稲荷法印  市村橘太郎
綿屋小兵衛  片岡松之助
河内屋徳兵衛  嵐橘三郎
おさわ  上村吉弥
山本森右衛門  河原崎権十郎

菊之助さん演じる与兵衛は母性本能を擽るタイプの与兵衛。
自分が大切タイプの私には与兵衛の気持ち何となく分かる。
両親の思い分かるけど、自分の力のなさを知っているから人に頼る。
力を貸してくれないと他の人のせいにする。
我が身を見ているようで心が痛い。
笑いのセンスは人によるけど、与兵衛とお吉の見せ場笑うところなのかな?


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