SSブログ

壽初春大歌舞伎 [歌舞伎]

歌舞伎座 歌舞伎座百二十年「壽初春大歌舞伎
2008年1月2日(水)~2008年1月26日(土)

 

一、鶴寿千歳(かくじゅせんざい)
姥  芝 翫
尉  富十郎
松  歌 昇
竹  錦之助
梅  孝太郎

二、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精  幸四郎
狂言師左近後に仔獅子の精  染五郎
僧遍念  高麗蔵
僧蓮念  松 江

三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
  河東節十寸見会御連中

花川戸助六  團十郎
白酒売新兵衛  梅 玉
三浦屋揚巻  福 助
同 白玉  孝太郎
福山のかつぎ  錦之助
朝顔仙平  歌 昇
口上/くわんぺら門兵衛  段四郎
通人  東 蔵
髭の意休  左團次
曽我満江  芝 翫

【ものがたり】歌舞伎座HPより
一、鶴寿千歳(かくじゅせんざい)
 姥(芝翫)と尉(富十郎)をはじめ、松(歌昇)、竹(錦之助)、梅(孝太郎)が萬歳楽を奏でて厳かに舞います。歌舞伎座百二十年を祝うにふさわしい箏曲の舞踊をお楽しみ頂きます。

二、連獅子(れんじし)
 清涼山の麓にある石橋で、狂言師の右近(幸四郎)と左近(染五郎)が、石橋の謂れや文殊菩薩の霊獣である獅子が仔獅子を千尋の谷へ突き落す様子を踊って見せます。
 時宗の僧遍念(高麗蔵)と法華の僧蓮念(松江)がやって来て、宗論を始めますが、獅子が出現する気配となるので、ふたりは山を下りていきます。やがて先ほどの右近と左近が親獅子と仔獅子に姿を変えて現れ、獅子の狂いを見せます。

三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
  河東節十寸見会御連中
 新吉原の三浦屋の見世先に、傾城の揚巻(福助)や白玉(孝太郎)が居並ぶ中、髭の意休(左團次)が揚巻を口説こうとしますが、揚巻には花川戸の助六という間夫がいるため、意休に悪態をついて見世の中へと入っていきます。
 ここへ助六(團十郎)がやって来て、意休に喧嘩を売りはじめます。やがて意休の子分のくわんぺら門兵衛(段四郎)が、福山のかつぎ(錦之助)に言い掛かりをつけるので、助六は門兵衛やその弟分の朝顔仙平(歌昇)を懲らしめて意休を挑発しますが、意休は我慢をしてその場を去ります。
 そこへ白酒売の新兵衛(梅玉)が通りかかり、助六を呼び止めます。実は助六は曽我五郎の世を忍ぶ姿で、新兵衛はその兄の十郎でした。弟の行状を心配する十郎に対して、五郎は紛失した源氏の重宝友切丸の行方を訊ねるために、喧嘩を売って相手の刀を検めていることを明かします。
 そこで十郎は五郎と共に通人(東蔵)などに喧嘩を売っていきます。ここへ兄弟の母の曽我満江(芝翫)がやって来て、五郎に紙衣を与えて喧嘩を慎むようにと諭します。満江と入れ替わるようにして意休が再び現れると、助六を曽我五郎とその本名で呼び、今の様子では父の仇を討つことは出来ないと香炉台を斬って意見します。実は意休が手にする刀こそ友切丸で、五郎は揚巻の手引きで意休の帰りを待ち伏せすることとするのでした。

2008年1月3日(木)夜の部
3階4列32番


1.2日仕事だったので、正月らしい事をしたいのでこの日にチケットを購入。

一、鶴寿千歳(かくじゅせんざい)
観ているだけで、ありがたくなる作品。
昭和天皇の御大礼記念所作事とて初演された作品。
人間国宝の芝翫さんと富十郎さんの舞を拝見できただけでも
もう充分満足。
良い一年になりそうな気がした。(なるかは不明だけど…)
後見には、芝のぶさんが!!!!ありがたい舞は観ていたいし
芝のぶさんの凛とした姿も観たいしで、いや~~~穏やかな作品だったのに、私的には忙しかった(^^ゞ
後見の芝のぶさん素敵だったなぁ~~~~


はぁ~~~~~~~~

二、連獅子(れんじし)
10月の中村勘三郎・勘太郎・七之助親子に続き二度目の連獅子
早くも、演者さんは違うけれど同じ作品を観る事に♪
花道が観られないと、仔獅子の精が一生懸命這い上がろうと言うシーンが全く分からないんでよねぇ~
観たい作品は、一度清水の舞台から飛び降りないとならないな。
僧遍念と僧蓮念は相変わらず笑える。
自分の信じる神が違うからってねぇ~
私の場合、宗教に関しては無知だけれど、まぁ~結局修行はしていても平常心は保てないらしい。
楽しみにしていた、獅子の狂いは残念だった。
これは、親子がそろって毛振り・毛洗いをするものじゃないの???
幸四郎さんはゆっくりだし、染五郎さんは早いし、一度も揃う事が無かった。
今回最初に着ていた衣装は、初代白鸚さんが作ったものが新品のまま倉庫から出てきたもので、
羽織は扇子柄・袴は牡丹柄なかなか大胆ながらだた。
舞の美しさは、幸四郎・染五郎親子がしなやかで良かった。

三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
市川團十郎家のみに許されている演目
近年は緩和されたらしいが…
三味線・唄は成田屋さんのご贔屓筋の方十寸見会(ますみ会)が必ず河東節を演奏するらしい…
とにかく沢山の方が出演!!(今回は、外国人の方もいらした)
新吉原を舞台にしているので、花魁・女郎の衣装が美しいo(^▽^)o
福助さん演じる花魁揚巻綺麗なんだけど、福助さんの声の出し方…
私には合わないらしい(T^T)
台詞回し私がまだ慣れていないせいもあるけど、何を言っているのかさっぱり分からない…

そして助六はもちろん團十郎さん!!
花道で演じられる型、私の席からは、何も見えなくて…
だんだん睡魔に襲われる(・ω・)
後日、写真で花道で行なわれているのを見たら、かっこ良いじゃないか!!
観られないなんて酷いよ(T^T)
でも、落ちなかったのは並び傾斜に芝のぶさんがいたから♪♪♪
5人の中で一番綺麗だったなぁ~
無いとは思うけど、芝のぶさん演じる揚巻をいつの日か見てみたい。
この作品は、昔から今流行っている言葉を台詞に入れるそうで、
「ドンダケ〜」「そんなの関係ねぇ」と今回言っていて、物凄い驚いた!

昼の部






 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。