新春初笑い！ 春風亭小朝 独演会

春風亭小朝独演会
2008年1月12日（土）16：00　杜のホールはしもと

開口一番
林家ひろ木　　粗忽の釘

林家木久蔵　　鯛
春風亭小朝　　ピーチボーイ／目薬

中入
林家いっ平　　花筏
春風亭小朝　　禁酒番屋

相模原市から月1回送られてくる、市の施設の情報誌に独演会開催が書いてあって、
聴きに行こうかなぁ～と思っていたのにチケット発売日を失念し、思い出した頃にはあまり席が残っていない状態に(T^T)
杜のホールは結構良いホールだから、一度行って見てね。と建設関係者の方に言われていたのに、地元民のくせに言われてから5年の月日が流れてやっと行く事ができた。
橋本駅変わったよなぁ～高校3年間通学した駅の面影も無いのは、寂しい限り。
ホールに入ってみると、椅子がとっても座りやすくて、この椅子を選んだ人物凄いセンスが良い！！
尾てい骨のあたりに凹みがあって、座りやすく座席間隔もあり、ホール自体も中々宜しい！！やるじゃん！相模原市ｗ

出演者林家一門だらけ、ご自身の一門の方出演させてかしら？と思ったらあまりお弟子さんいないのね。

ひろ木さん、枕話前回聞いた「東西若手落語家コンペティション2007 」同様ぐたぐた。
林家木久扇一門は、木久蔵ラーメン販売のノルマがあるらしく、ノルマを達成しないと破門らしい。
せっかく、木久蔵ラーメンの話しをするんだったら、橋本に木久蔵ラーメンの店があった事を調べておけば良かったのにね。
噺は、引越しを忘れたり、ホウキ掛ける釘なのに1尺（30cm）の釘を打つような、あわて者が主人公のお話。

木久蔵さん、2代目を襲名するに当って落語界では生前に襲名をする事が初めてで、
木久蔵と言う名は、現林家木久扇さんが桂三木助さんに弟子入りするもすぐにお亡くなりになってしまい、八代目林家正蔵さんに弟子入りをして、二人の師匠がいるという素晴しい名前！
噺は、新作？創作？居酒屋のいけすに入ってしまった鯛が、20年もの間いけすの中に行き続けている、大御所にいかに捕まらず長生きを出来るかを伝授される噺
大した事無いかなぁ～（失礼な話し）と思っていたら面白くて、くすくす笑いながら噺を聞けた。

いっ平さん、最悪。面白くない。この状態で来年の9月昭和の爆笑王三平の襲名大丈夫なんだろうか？
お相撲の噺で、東京の大関が怪我をしていて相撲が取れないので、提灯屋の主人が今で言うアルバイトで、地方で相撲を取った噺。

小朝さん、場の掴み方、間の取り方、本当に凄い。
同じ真打なのに月とすっぽん会場中大爆笑の嵐で、本当に聴きにいけてよかったと思う。
笑いすぎて、喘息の発作を起こしそうになってしまった(^^ゞ
ピーチボーイ：新作？創作？桃太郎のお話を皮肉った噺。
目薬：目が見づらいから働かない亭主に目薬を買ってきた奥さん。
説明を読むも二人と目字があまり読めない。
亭主が働かないから、芋ばかりを食べてて「め」尻を「女」尻と読み間違えて、まぁ～結果的には目に入ったと言う噺
禁酒番屋：家中の者がお酒で失敗をしたため、お殿様が禁酒にしたもののお酒を飲みたい家来達。
あの手この手で、酒屋さんは酒を届けるも禁酒番屋に見破られてしまう。
その度、お酒を取られてしまう酒屋さんは、小便を持っていく噺

小朝さん本当に面白かったなぁ～
他の3人特に真打の木久蔵さん・いっ平さん頑張ってね。
まぁ～客席の反応って正直だからね。

相模原寄席と言うのが、結構やっている事が判明！
近いし、またどなたかの噺聴きに行ってみようっと♪