李香蘭

劇団四季創立60周年記念公演『李香蘭』
2013年9月8日（日）～2013年9月29日（日）＠四季劇場「秋」

2013年9月22日（日）13：15　1階4列8番

【ものがたり】パンフレットより（長文なので最初の部分のみ）

1920年後半から1945年までの日本と中国、そして満州国。
満州国は1932年に現在の中国東北部に日本がつくり、支配した名ばかりの独立国家、歴史上たったの13年間しか存在しなかった国だ。
しかし、この国建国前夜から崩壊にいたるまで日中両国ではさまざまな策謀と夢が交錯する悲劇が繰り広げられた。
そんな暗い時代に、このふたつの国で一世風靡したスター、それが李香蘭である。

出演者
李香蘭　　野村玲子
川島芳子　　樋口麻美
李愛蓮　　秋夢子
王玉　　神永東吾
杉本　　芝清道
他

台本：浅利慶太
企画・構成・演出：浅利慶太

劇団四季でオリジナルのミュージカルを作ったと聞いたのが、確か数十年前。
その時から観たいと思っていてやっと観られた。

戦争って理解出来ないし、しようと思わない。
力を持って世界征服なんて意味が分からない。
だからそれじゃダメかも知れないけど、戦争ものは苦手。

そんな私が何十年も観たいと思い続けた理由が自分でも良く分からない。

やっぱり観ながら、関東軍のやり方にムカムカして、それに巻き込まれていく、李香蘭や川島芳子に時代とはいえ深い・深い悲しみを覚えた。

二つの祖国は、戦後70年近く経ってもいまだ良好な関係を築けていないし、他の国では内戦をやっている国もある。
もしかしたら、戦争が起こるかも知れないというこの頃。
お金を支払ってムカムカするのも如何なものか！とも思うが、痛みを忘れない。
ために観る。観るまでに時間かかったけど、観られて良かったと思う。

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