PARCO produe ミュージカル『キャバレー』
東京公演：2017年1月11日（水）～2017年1月22日（日）＠EX THEATER ROPPONGI
横浜公演：2017年1月26日（木）～2017年1月29日（日）＠KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
大阪公演：2017年2月3日（金）～2017年2月5日（日）＠フェスティバルホール
仙台公演：2017年2月10日（金）～2017年2月12日（日）＠仙台サンプラザホール
愛知公演：2017年2月17日（金）～2017年2月19日（日）＠刈谷市総合文化センター大ホール
福岡公演：2017年2月24日（金）～2017年2月26日（日）＠福岡サンパレスホール
- ミュージカル
【ものがたり】公式HPより
1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」では、毎夜毎夜、退廃的なショーと、刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられている。
妖しい魅力でお客を惹きつけるMC(司会者)。そしてショーの花形、歌姫サリー・ボウルズ。
ここは、日ごろの憂さを忘れられるバラ色の場所。
大晦日の晩、アメリカから到着したばかりの、駆け出しの作家クリフは、たちまちサリーと恋に落ち、一緒に暮らし始める。彼らが暮らす下宿の女主人シュナイダーは、長年女一人で生きてきたが、心優しいユダヤ人の果物商シュルツと結婚することを決意。しかし迫りくるナチスの脅威に、結婚を断念せざるをえなくなる。希望に溢れていたサリーとクリフにも、ナチズムの足音は高く聞こえ始め、そしてついに、キット・カット・クラブにも・・・・
出演者
サリー・ボウルズ 長澤まさみ
エムシー 石丸幹二
クリフォード・ブラッドショー 小池徹平
ミスター・シュルツ/マックス 小松和重
エルンスト・ルートヴィッヒ 村杉蝉之介
ミス・コスト 平岩紙
ミス・シュナイダー 秋山菜津子
他
台本：ジョー・マステロフ
作曲：ジョン・カンダー
作詞：フレッド・エブ
翻訳：目黒条
上演台本・演出：松尾スズキ
今年の初観劇。
この数年で一番遅い観劇始め。
やっぱり舞台観るの楽しい。
KAATで芝居そこそこ観ているけど、立見初めて観た。
KAATも立見席あるのね。
KAATのチケットセンターにもチラシ置いてなくてチラシゲットできなかった。
10年前に上演して次回上演があれば観たいと思っていた。
長澤まさみさんを観たかったこともある。
たくさんドラマ出演されているけど、ちゃんと観たの『真田丸』が初めて。
『真田丸』のきり役うざかった。メインではない役で存在感を示していた。
華のある役者さんと再認識。
ミュージカル最初で最後会見などで話していたの聞いた。
是非また出演して欲しい。今度はクラッシック観たいな。
一幕と二幕。
話に差がある。
一幕はベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」をメインにワイワイガヤガヤ話が陽気に進んでいく。
長澤さんのナイスバディを引き立たせる衣装と醸し出すエロさに一応私も女性だけど観ていてドキドキした。
石丸幹二さんミュージカル俳優なのに初めて観た作品はストレート。
今回、狂言回しなのでステージ上にずっといるし素敵な歌声で多くの歌を歌うけど怪しすぎる。
次回はカッコ良い石丸さんを観たい。
小池徹平くん演じるクリフォードは自由を求めアメリカからベルリンにやってきてサリーと恋に落ちる。
3人以外のメインの出演者は10年前も同じ役で出演している。
一幕終わり頃から二幕にかけて、ヒトラー率いる国家社会主義がザワザワと忍び寄ってくる。
一幕と二幕の差が激しければ激しいほど悲壮感というか人の思いなど受け止め方の違いが鮮明になる。
差があることは感じた。感じたけど華やかで自由だった一幕との違い落差をもっと鮮明に出さないと時代が変わって行く様を私が知りうるちっぽけな歴史観で補ってしまう。
クリフォードはアメリカ人で旅行者。
ベルリン行の電車で出会い親友となったルートヴィッヒを通してベルリンが変わっていくことを肌で感じていたと思う。
感じていたから政治の本など読んでいたと思う。
異邦人として何か変わっていくことを感じていたならもっと前に出した方が良かったのかな？と思った。
徹平くん演じるクリフォードの存在感が前に出た様な気がする。
秋山菜津子さんが歌う歌。
歌のこと詳しく分からない。
でも、音程取るの難しい歌ばかりだろうな。と聞いていて思った。
カウント私は取れなかった。
長澤まさみさんに『キャバレー』の全てを持って行かれた気がする。
主演だから良いのかな？と思うけど他の役を薄く感じた。